2017年度 2回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA24817201)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 11ヵ月
派遣時期
2018年1月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

トマス・ボルヘ・マルティネス校

3)任地( マナグア県マテアレ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるマテアレ市は、ニカラグアのマナグア県の西部に位置しており、人口は約2.5万人の都市である。トマス・ボルヘ・マルティネス校は、2014年に開校され、幼稚部、初等教育・中等教育部で構成されており、生徒数約300名、教職員26名で、組織・運営共に一体的、体系的で質の高い教育の機会を提供している。各クラスの生徒数は30-35名。本要請は、JICA技術協力プロジェクト「みんなにわかりやすい中等数学プロジェクト(以下「技プロ」)」(2017年1月-2019年7月)との連携案件であり、配属先は新年度(2018年1月)から技プロ作成の教材を試行するパイロット校に指定されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の中等教育では就学率が近年大きく向上しているものの、質の向上が伴わず、特に数学の成績不振が課題となっている。その一因として教員の指導力不足や良質の公式数学教材がないこと等が挙げられる。技プロでは系統的な数学教材(教科書・指導書・問題集)を開発をすすめており、新年度(2018年1月)にはトマス・ボルヘ・マルティネス校を含むパイロット校に対して、試験的に教材が配布される予定である(2019年には全国配布の予定)。現地数学教員は教科書を使用した授業実践に不慣れなことから、ボランティアには配属先の中学校7-11年生(日本の中学1-高校2年生)の数学教員への随伴指導や、月に1度開催される校内研修(TEPCE)の実施支援を通じて、教科書を用いた基本的な授業技術の紹介や、数学教員の教科知識・理解の強化等を、教材の試行期間中(2018年1月-同年12月)に実施することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先を中心とする数学教員に対し、以下の活動を行う。
1.技プロ作成の教科書使用方法に関する研修会を実施
2.配属先において、学習者が主体的に学ぶ数学の模擬授業を実施
3.数学教員への随伴指導、勉強会の開催
4.配属先及びその周辺校の数学教員が参加する TEPCEの企画立案や支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品、技プロが作成した数学教材(教科書・指導書・問題集)、ホワイトボード

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長: 経験1年未満・男性・50代、他校での管理職経験約8年
配属先同僚: 経験3-4年、男性・20代・1名、女性・30代・1名、数学教員
活動対象者: 同校をはじめとする地区内の中等学校の数学教員

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員に対して指導が必要なため

[参考情報]:

 ・JICAボランティア経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣時期は2018年1月中旬からの予定。