要請番号(JA30617201)
募集終了
2017年12月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
プエルト・デ・メヒジョネス職業訓練校
3)任地( ラパス県エルアルト市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
・同校は1981年に設立された職業訓練校で、教育省の傘下にある教育機関である。しかし同省からの財政援助はなく、県から電気・水代のみが資金援助されている状況。独自予算は年約5万米ドル。
・同校は7学科(電子・電気科/産業機械科/秘書科/自動車整備科/情報学科/食品産業科/調理学科)を有し、生徒数1600名、教員数80名が在籍。授業時間は8:00-12:30、18:30-22:30の2部制で、いずれも卒業時に上級資格を授与。
・食品産業科と調理学科は生徒数240名、及び教員数18名で、特に調理学科においては公立校で唯一の高等教諭用の職業訓練校として認定され、2016年12月より特別コースを開催中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
・同校は設立以来、JICAボランティア(自動車整備科や食品産業科等)の受け入れ先として、また草の根無償資金協力スキームでも複数回支援を得るなど、日本との縁が深い教育機関である。
・今回要請のあった食品産業科と調理学科には生徒数約240名(食品産業科:180名、調理学科:60名)が在籍しており、それぞれ8:00-12:50と18:30-22:30の上級資格取得コースを開催している。また、通常コースとは別に、2017年より政府の認定校として、高等教諭用の調理学科集中コース(金・土の二日間:8:00-16:20)を開催しており、これには30名の現職教諭が参加している(1年で中級取得を取得予定)。
・本要請は同2科における栄養に関する意識改善を図り、また、高等教諭用の中級コースに食生活習慣改善のテーマを取り入れることで、各学校における子供たちの食習慣を改善することを目的とする。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.食品産業科及び調理学科の授業における栄養テーマの講座を拡充する。
2.調理学科の高等教諭用特別コースにて食生活習慣改善に関する授業を実施する。
3.高等学校教諭(注1)の所属校に出向き、栄養や食生活習慣改善に関する出前講座を実施する。また、他地域にてJICAボランティアのイニシアティブで立ち上がったキオスコ・サルダブレ(学校売店改善プロジェクト)の普及活動を行う(注2)。
(注1)ボリビアの義務教育は、就学前2年、初等教育6年、高等教育6年の14年構成。
(注2)同校では本プロジェクトに関心を示しており、高等学校教諭用コースに同プロジェクト名の科目を開設する予定。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、食品加工機材(パン工房、加工肉、乳製品、調理に関する機材等)
4)配属先同僚及び活動対象者
食品産業科主任(カウンターパート1):50代、実務経験25年
食品産業科講師(カウンターパート2)※:40代、実務経験6年
※調理学科講師を兼務。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行のため必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(10~20℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣開始時期は2017年12月下旬の予定。