要請番号(JA31820140)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
ヒューマン基金-村から村へ-エクアドル
NGO
3)任地( グアジャス県 ミラグロ市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2007年設立。貧困からの脱却のために、「地域開発」「子供の支援」「農業」「環境」を軸として、エクアドル国内各地において、各地域住民が抱える固有の問題を住民自身が参加して解決できるよう、人々の能力の向上、可能性の提供、技術移転等を通じたプロジェクトを実施している。年間予算は約US833,000ドル(2018)。母体NGO-Humana People to People(本拠地ジンバブエ)、及びプロジェクト毎にエクアドル地方自治体や民間企業からの資金提供で運営している。今回の派遣は、2016年から開始された「バナナ園労働者とその家族の発展」プロジェクトでの活動となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
対象地域には昔からの住民が多く、いわゆる貧困層が多い。配属先は、コミュニティ有機菜園、リサイクルワークショップ、ミミズ腐植土、小動物育成と繁殖、健康、社会参加等の活動を通じ、住民の生活の向上や生活を支える勤労に向けた支援をしている。これらの活動には環境という共通の軸があるが、配属先は住民の興味を引くようなテーマや題材を十分に持ち合わせていない。3R、地球温暖化、気候変動、オゾン層拡大、代替エネルギー等を材料として、農園労働者やその家族に環境の大切さを伝える。配属先スタッフも奮闘しているが、外国人である日本人が加わることで、対象者の環境に対する注目度の向上や意識が刺激されることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚のプロジェクトリーダーや地域担当者とともに、対象とする6つの地域(8つの農園、農園の周囲にある各農園労働者の居住コミュニティ。(各農園3~6つのコミュニティ)を訪問し、以下の活動を行う。
1.同労働者及びその家族に対し、3R、地球温暖化、気候変動、オゾン層の拡大、代替エネルギーなど、環境問題に関連するキーワードを材料に、農園では約1時間、コミュニティでは約2時間、レクチャーやワークショップ等を行う。対象家族は全体で702家族。農園労働者は全体で3,500人。
2.同僚と1.の計画・準備・実施・振り返りを行い、レクチャーやワークショップの質の向上を共に考え、前出キーワードに関連する知識を共有する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC・プリンター・インターネット(全て共有)、活動に必要な文房具
4)配属先同僚及び活動対象者
・プロジェクトリーダー:女性/40代/経験8年/6地域のうち1つを担当
・地域担当4名(地域ごとに担当が決っている):女性/20~40代/経験3~6年/基本的に一人が1地域を担当するが、農園の規模と農園間の距離によって、一人で複数の農園とそのコミュニティを担当しているケースもある。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・成人を対象とした環境教育活動
・中南米での複数月のボランティア経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
どの同僚もジンバブエで約1年間ほどコミュニティ開発の研修を受けている。http://www.humana.org/
派遣時期は7月下旬を希望