要請番号(JA32423202)
募集終了
2024年10月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済財務省
2)配属機関名(日本語)
カルメン・デル・パラナ市役所
3)任地( イタプア県カルメン・デル・パラナ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カルメン・デル・パラナ市は、パラグアイ南東部イタプア県の南部に位置し、人口は約9,300人。主な産業は、農業(米・大豆・麦)や畜産業の他、近年ではパラナ川沿いの立地を活かしビーチが整備されるなど観光業にも力を入れている。その他、社会、経済、環境、教育、保健、障害者支援等、主要分野の問題改善のための行政サービス等を担っている。年間予算は約104万米ドル(2022年)。2019年8月~2021年3月(2020年4月~2021年3月は日本からの遠隔支援)、協力隊グループ型派遣「イタプア県小規模酪農家強化プロジェクト フェーズ2」の家畜飼育隊員1名が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
帯広畜産大学との連携で、協力隊グループ型派遣としてイタプア県フラム市、サンファン・デル・パラナ市、カルメン・デル・パラナ市で上記プロジェクトが2018年7月~2025年3月の予定で実施されていたが、新型コロナウイルス感染拡大により中断された。その後、同プロジェクトで活動していた隊員が2023年4~6月の約3か月再派遣され、コロナ前に行っていた搾乳衛生・飼料・繁殖・経営の4つの活動のうち、搾乳衛生に絞って調査・活動を行った。その結果、派遣中断前と比較して一部改善が見られたものの、技術が定着したとは言えず引き続き支援が必要であることが分かった。また、繁殖が依然として大きな課題であり、さらなる支援が必要であることから本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 人工授精実施のための繁殖管理指導の支援
2. 搾乳衛生改善に関する指導の支援
3. 冬期用飼料(サイレージ)調製を含めた全般的な家畜飼料改善のための指導支援
※配属先の業務時間は月~金7:00~13:00だが、必要に応じて早朝または夕方に酪農家を訪問する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、一般事務用品、パソコン及びプリンタ(共に共用)、乳房炎検査用CMTキット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・農業部長(カウンターパート、50代、男性)
活動対象者:
・対象酪農家約10戸
・各酪農家4-5頭の乳牛を所有、1日の平均乳量は80L程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:配属先の要望による
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(または離れ)、もしくはアパートとなる。
・本要請は上記プロジェクトではなく、個別案件としての要請となる。
・2024年7月上旬頃派遣予定