要請番号(JA32720101)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
ペルー日系人協会日本語普及部
NGO
日系社会
3)任地( リマ市ヘススマリア区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ペルー日系人協会は、文化センター、医療機関等を運営しており、日系人以外も対象とした事業を行っている。ペルーにおけるJICA日系社会支援の拠点組織であり、現在様々な職種のJICA海外協力隊が活躍している。同協会の一部門である配属先は、国内における日本語の普及を目的とし、日本語能力試験の実施、弁論大会の開催、日本語教師養成講座の開講等を行っている。現在日本語普及部には、シニア海外協力隊1名(2020年5月まで予定)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
リマ市内には日系学校(日系人が運営するペルー政府認可の私立校。初等教育から中等教育までの一貫校)が5校あり、日本語・日本文化紹介を授業に導入している。しかし、日本語授業を担当できる人材は少なく、ペルーにおける日本語教育支援の中心的な役割を担っている配属先が現地の日本語教師の能力向上に協力している。2019年9月まで青年海外協力隊員がこれらの日系学校を巡回し、現地教師に直接指導し、各学校のニーズなど、生徒や教師から生の声を聞き、配属先と共有していた。配属先はこの活動を今後も継続し、日本語普及活動を更に推し進めたい意向である。尚、シニア海外協力隊も巡回指導にあたるが、不定期かつ補強的な指導となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.日系学校で、日本語授業におけるカリキュラム作成と授業の改善に向けた助言
2.日系学校で、日本国帰りの学生を対象とした国語授業に関するシラバス作成と助言
3.日系学校で、日本語授業担当教員の能力向上のためのテキスト作成とセミナー実施
4.日本文化紹介等各種行事実施支援(日本語能力試験や弁論大会等の準備、日系学校での日本文化活動など)
5.その他配属先が実施する日本語学習者の能力向上のための活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、DVD・CDプレイヤー、テレビ、ホワイトボード等、使用教材『まるごと』(入門)、『みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ』
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:部長(50代女性、弁護士)
コーディネーター(40代男性、日本語教師、経験6年)
スタッフ2名(男女20代)
活動対象者:小学校1年生から高校2年生相当の生徒とその日本語教師(ほとんどが日系人であり、日本語能力はネイティブレベルの人もいるが能力の幅が広い)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地教師の育成に協力するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(12~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣希望時期:2020年7月中旬以降