要請番号(JA54520140)
募集終了
2020年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府
2)配属機関名(日本語)
国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Orgnization of the United Nations) アルア支所
3)任地( アルア県アルア市 ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は飢餓の撲滅と食糧事情の改善、生活の向上を目的とし、主に農業・水産業・林業分野で支援を行う国連専門機関の一つである。設立は1945年、本部はイタリア・ローマにある。ウガンダでは1959年に活動を開始し、現在、主に南スーダン共和国やコンゴ民主共和国からの難民や地域農家を対象に農作物の収量向上や家畜飼育の衛生管理、農家世帯へ支出入管理の指導など幅広い支援を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を始め、他ドナーと協働しながら実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウガンダでは隣接する南スーダン共和国やコンゴ民主共和国からの難民を積極的に受け入れており、現在に至るも難民の数は増加の一途を辿っている。また、難民を受け入れるホストコミュニティも貧困地域となっており、難民のみならず、地域住民への支援も強く求められている。本案件の活動地である難居住区では、主に米・トマト・オクラ・玉ねぎ・人参といった農作物を栽培している農家が多い。しかしながら、実際に農作業に従事している難民の中には、元々農業に従事していなかった者も多くおり、農業に関する基礎的な知識や技術力が無く、収量の少なさが課題となっている。そこで、配属先より難民及び地域住民を対象に農業技術の指導ができる隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと共に複数の難民定住区及びその地域コミュニティー内にいる農家を対象に以下の活動を行う。
1.換金作物であるコメ・トマト・オクラ・玉ねぎ・人参といった農作物の栽培支援を行う。
2.支援対象農家の農作物の栽培状況や収量等を調査し、配属先へ報告を行う。
3.その他配属先が実施しているプログラムを隊員本人の知識・技能レベルに応じて、可能な範囲で支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップパソコン・事務机、活動上必要な各種農作物の種子、農具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
支所長 1名(50代 男性 院卒)
プログラムコーディネーター 4名(30-50代、男性/女性)
活動対象者:
難民(主に南スーダン共和国からの難民)及びホストコミュニティの農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:スタッフとしての最低要件の為
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・実習・研修等含む農業経験を1年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ウガンダ北部の難民居住区は地域が広範囲にわたる為、活動に必要な移動は配属先の車両で行う。
稲作栽培について、ウガンダで実施中の技術協力プロジェクトで派遣されている専門家より、研修を受ける事が可能。派遣時期は7月末を予定。