要請番号(JA55117203)
募集終了
2017年12月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
ゴールデンバリー農業研究機構
3)任地( 中央州チサンバ郡チサンバ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ゴールデンバリー農業研究機構は、1993年に設立された農業省下の研究機構である。当機構は現状286 haを使用してとうもろこし、麦、大豆、コメなど様々な作物の展示圃場設置や種子生産を実施している。さらに、研究用圃場48haを使用し、科学肥料が作物・土壌に与える影響や農業技術改善に関する研究も行っており、これらを通して農業生産性の向上に寄与する事が、当機構の目的である。現在ザンビアにて実施されているJICAのコメ普及支援プロジェクトは、2017年より当機構にネリカ4の種子生産を依頼している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当機構では2017年より灌漑設備を整備し、雨季のみならず乾季も商用として野菜栽培(キャベツ・たまねぎ・トマト・現地の葉物野菜栽培)を実施したり、ネリカ米の種子生産に取り組んだりする計画である。しかしながら、当機構の研究員・作業員はネリカ米栽培経験が浅いため、特に種子の純化作業においてボランティアからのサポートを必要としている。また、農業省が掲げている目標のひとつである「作物多様化」に資するため、当機構では新しくきのこ栽培を導入したい考えがある。当機構のディレクターからは、配属されるボランティアには、ザンビアの他地域にてきのこ栽培に取り組んでいるボランティアと協力しながら、実験的にきのこ種菌生産・きのこ栽培に取り組んでほしいとの依頼もある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
コメ普及支援プロジェクトの稲作専門家からの技術支援を受けつつ、下記1.2の活動に取り組む。
1.研究員並びに作業員とのネリカ4種子生産実施
2.必要に応じ、研究員並びに作業員向けに稲作に関するワークショップを開催
他地域の隊員のサポートを受けつつ、下記3に取り組む。
3.きのこ種菌生産、きのこ栽培の試験的な実施
(稲作・きのことも、赴任後技術指導・アドバイスを受けられるため、応募時に特定の経験は必要ない。)
(単車での活動に不安がある場合には、自転車で活動することも可能。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
ディレクター 男性1名 (50代)
研究員 男性4名、女性1名(30-50代)
農場管理者 男性1名、女性1名(30代)
作業員 男性8名、女性6名(30代)
事務職員 男性1名、女性2名(30代)
近隣の農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学 備考:技術指導のため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・小型自動二輪免許保持者には単車を貸与
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣期間は2017年12月下旬から9か月間。