【配属機関概要】

3）任地（ オート・オグエ州フランスビル市 ） JICA事務所の所在地（ リーブルビル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 鉄道+車 で 約 15.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先であるオート・オグエ州手工業振興センターは、ガボンで3番目の規模を持つ地方都市フランスビル(フランスビル市人口約11万人/2013年)に設置され、フランスビル市を中心とした近郊地域の手工芸の振興を目的としている。同センターは、フランスビル市を含むオート・オグエ州全体で、郷土手工芸品を製作する職人の支援を目的とした工房の設置、展示、販売スペースの提供を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ガボンでは彫刻品、絵画、衣服、履物、カゴ、アクセサリー、装飾品など、様々な伝統工芸品が現地の職人たちによって作られており、主に国内では、伝統的な冠婚葬祭などの儀式、国外に対しては観光土産として流通している。手工業振興センターは、現状、郷土工芸品の製作、展示、販売を目的に設置され、市民や観光客等に開放されてはいるが、まだ十分に機能し、活用されているとは言えない。よって、工芸品を製作する職人に対するデザインの提案や制作指導を通した収入向上支援、同センターの活性化のための市場調査や広報活動、さらに組織運営の改善等をねらい、この度、その試みを支援するボランティアの派遣が要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

現地で伝統工芸品を制作している職人およびセンターの職員と協働し、以下の活動が期待されている。
1) カゴやアクセサリー等の小物のデザインの提案と製作技術指導を実施する。
2) 販路開拓・広報に関する活動(パンフレットの作成・配布)を実施する。
3) 職人の組織運営体制の強化に係る支援(予算・収支管理、労務管理等)を行う。
4) 展示スペースの有効利用について提案し、改善に係る支援を行う。
5) その他、地域の工芸品等に関する市場調査を実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内の工房、展示、販売スペース、伝統工芸品など

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先関係者(センター長、郷土工芸担当、その他 20-50歳代)

手工芸職人 約30名(20-50歳代)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・JICAボランティア経験

【地域概況】

【特記事項】

派遣期間は2018年3月下旬から6ヵ月間。
住居は、同性のボランティアとの同居になる可能性がある。