要請番号(JA61816440)
募集終了
2017年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育科学研究省
2)配属機関名(日本語)
アンタナナリボ大学
3)任地( アナラマンガ県アンタナナリボレニボイチャ郡アンタナナリボ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にある国立大学で、文学・人間科学部など7学部が設置されている。文学・人間科学部には11学科があり、約5千名が在籍している。日本語コースを受講する約70名の学生および、日本語を第二外国語として選択した約100名の英語学科の学生が日本語を学んでいる。マダガスカル人の日本語教授1名と、非常勤講師が2名いる。2016年9月より、日本の国費留学を目指す大学内の学生を対象とした、国費留学生コース(入門~初心者)を開講した。同配属先には、日本語コースで活動している日本語教育JVが1名いる。その他、在マダガスカル日本大使館の草の根文化無償資金協力により、2016年2月に日本語コース棟が設置された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学では、2015年10月にJVの派遣が再開し、2016年2月に日本語コース棟が完成したことに伴い、学生達の日本語コースに対する期待は高まっている。今年度から、日本の国費留学生選考試験において、日本語試験の比重が高くなることから、在マダガスカル日本大使館からの要望と、国費留学を目指す大学内の学生のニーズに応えるために、2016年9月より国費留学生コース(入門-初心者)を開講した。しかし、同コースを担当する日本語指導者は、指導経験が浅く、教授法が確立していないため、指導者の授業サポートや同コースの学生に日本語を指導できるJVが要請された。1コース20名程度の生徒が在籍し、年間の学習時間は120時間程度である。現在、新規学生を募集中で、2016年1月から新規クラスが開講予定。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
日本語指導者と協力しながら、国費留学生コースにおいて以下の活動を行う。
1.同コースの学生(入門/初級・20-35歳)に対して、週に2回(2時間/1コマ)の日本語授業(文法・会話・ひらがな/カタカナ)を実施する。
2.指導経験の浅い日本語指導者に対して、授業補佐や教授法へのアドバイス等を行う
3.国費留学生コースのシラバス・カリキュラムの見直し。
※余力があれば、日本語コースの課外授業として実施されているクラブ活動への参加も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語指導教材(みんなの日本語、日本語初歩、JLPT教材)、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
・日本語教師(大学教授) 1名 男性 40代
・日本語指導者(非常勤) 1名 女性 20代(国際交流基金の長期日本研修に参加中。2017年3月にマダガスカルに帰国予定/カウンターパート)
・国費留学を目指す大学生、約20名程度
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
フランス語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学生対象に活動するため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導者へ教授法を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動や生活面において、フランス語、または英語が必要となる。大学は2学期制で、1学期は2月-6月、2学期は8月-11月。
派遣希望時期は2017年7月上旬から。