要請番号（JA61817201）
募集終了
| 2018年1月から |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
人口・社会保障・女性地位向上省
2）配属機関名（日本語）
NGOチンジャンジャラ
NGO
3）任地（ ｳﾞｧｷﾅﾝｶﾗﾁｬ県ｱﾝﾁﾗﾍﾞ郡ｱﾝﾁﾗﾍﾞ市 ） JICA事務所の所在地（ アンタナナリヴ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 4.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
修道会系のNGOであり、学校教育を中断した地域の少女に対して職業訓練を行いながら自立を促す活動や、貧困家庭の子供の支援、識字教育などの社会福祉活動を実施している。運営する社会福祉センターの建物は、作家・曽野綾子氏やドイツやフランスの援助団体、カナダ人からの寄付で建設された。フランス人女性からの資金援助を受けていることもあり、不定期で外国人ボランティアが短期間活動することがある。これまでに2代の青年海外協力隊(JV)が活動した。同配属先の敷地内にはJV用の住居がある。
【要請概要】
1）要請理由・背景
配属先は2003年に発足したNGOで、貧困などの理由で学業を中断した14-21歳の少女の自立を促す目的で、洋裁などの職業訓練を行っている。現在、約60名の生徒が在籍し、2年制で洋裁、刺繍、調理を学んでいる。2名の指導者は、指導経験は豊富だが、商品開発知識に欠けており、商品開発にかかるアイデアの提供や技術指導による品質の向上、作品の販路拡大を目的に活動をしている。また、現在、1名のJV(任期2017年6月まで)が活動し、新しい手工芸品の開発や料理コースの新規立ち上げ、新しいメニューの紹介を精力的に行っている。しかし、料理コースや新しく開発した手工芸品の技術支援、作品の販路拡大に開拓の余地があり、本要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
福祉センターにおいて、NGO責任者(修道会シスター)や同僚教師の指導の下、以下の活動を行う。
1. 洋裁、刺繍、手工芸、調理(焼き菓子)に関する職業訓練授業のサポート
2. 新しい手工芸商品の検討・アイデア提供
3. 配属先のニーズに応じて、 商品の販路拡大のサポート
※今後、同配属先には長期JVを派遣しない予定あるが、同県の人口・社会保障・女性地位向上局に同職種隊員が配属される予定(2017年度春募集にて募集中)である。そのJVとの連携した活動や活動の引き継ぎも期待されている。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
手回しミシン、ケーキ型、手作り炭オーブン、マダガスカル隊員が作成した料理本(マダガスカル語)
4）配属先同僚及び活動対象者
NGO責任者(修道会シスター)女性 1名 60代
職員 男性1名 30代
教師 女性2名 30～40代
総勢16人(識字教師、料理人ほか、ボランティア)
主な活動対象者となる生徒はほどんどが初心者である。
5）活動使用言語
その他
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
フランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（女性） 備考：指導対象が女性であるため
[学歴]：（専門学校卒） 備考：指導者への助言も行うため
[経験]：（社会経験）2年以上 備考：販路拡へのアイディアが必要なため
[参考情報]：
・長期青年海外協力隊の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（温暖冬季少雨気候） 気温：（1～30℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
当国の公用語はフランス語だが、活動関係者とのコミュニケーションはほぼマダガスカル語で行われるため、見本を提示しながら粘り強くコミュニケーションできる人が望ましい。長期休暇は7月中旬-9月末。派遣開始時期は2018年1月中旬予定。