2017年度 2回 要望調査票
短期派遣青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JA61817202)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 9ヵ月
派遣時期
2018年1月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

マダガスカル柔道連盟

3)任地( アナラマンガ県アンタナナリヴレニブ゙イチャ郡アンタナナリヴ゙市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はマダガスカルの柔道の普及と発展のために1984年に設立され、現在では青年・スポーツ省、国際オリンピック委員会、国際柔道連盟から認可されている連盟である。全国22県のうち14県に支部があり、20のクラブ(うち首都アンタナナリヴ11クラブ)が所属している。国内選手権大会を毎年3回(4月、6月、7月、12月)開催しており、その他にも地方大会等が実施されれる他、2017年4月にはアフリカ選手権を開催した。国内競技人口は、約1000名(男性約6割、女性約4割)。配属先年間予算は約700万円で、大会開催の際は、政府からの補助金や民間企業のスポンサーが付く。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マダガスカルの柔道の歴史は古く、1949年にまで遡る。マダガスカル代表選手は、2011年アフリカ柔道選手権男子81kg以下級で準優勝、2011年世界ジュニア選手権女子63kg以下級5位の成績を残している。また2017年4月に同国で実施されたアフリカ選手権では青年海外協力隊(JV)が直接指導した選手2名が形の部門で優勝した。2010年に就任した現連盟会長は競技者レベルを上げると同時に、柔道本来の礼節を重んじる精神や、精神鍛錬を重視し、青少年が楽しみながら柔道を練習する場を作りたいと考え、改革に取り組んでいる。そこで、2015年10月より、1名のJVが柔道指導者の意識改革、指導方法の見直しを実施すべく柔道指導を行っているが、引き続き礼節や精神鍛錬・倫理育成の一環としての柔道や、基礎技術の深化と普及を目的に、JVの要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

柔道連盟関係者と協力しながら、以下の活動を行う。
1.市内のクラブにおいて、柔道を学ぶ5~15才の青少年および大人(初心者)を対象に、基本技術や柔道の礼節・精神指導を行う。 (アンタナナリヴの各クラブは、基本的に週2回、レベル別に3クラスあり、各2時間練習している)。
2.地方へ出張し、デモンストレーション等を行いながら、柔道の普及活動を行う。
3.連盟の技術課と技術指導について意見交換を行い、技術指導能力の向上に貢献する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場(約9m×9mの練習場2面)。連盟は専用の柔道場を持っておらず、市の競技場の一室を借りている(畳は連盟所有)。

4)配属先同僚及び活動対象者

柔道連盟長 男性 40代、黒帯
連盟メンバー(指導責任者) 男性 50代、柔道5段 指導経験約30年
ナショナルチーム指導者3名 男性 40代、 4段、指導経験約10年
柔道家 男性・女性(4-40歳)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:指導者が男性であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:経験が必要

[参考情報]:

 ・指導経験があることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

クラブへの巡回は、徒歩やタクシーなどの公共交通機関を利用して巡回する。地方出張には公共交通機関を利用する。
参考情報:http://www.fmj.mg/ 派遣開始時期は2018年1月中旬(3次隊と同時期)の予定