要請番号(JA61817441)
募集終了
2018年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育科学研究省
2)配属機関名(日本語)
アンタナナリヴ大学
3)任地( アナラマンガ県アンタナナリヴレニブイチャ郡アンタナナリヴ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にある国立大学で、文学・人間科学部など7学部が設置されている。文学・人間科学部には11学科があり、約5千名が在籍している。日本語コースを受講する約70名の学生および、日本語を第二外国語として選択した約100名の英語学科の学生が日本語を学んでいる。マダガスカル人の教授1名と、非常勤講師が2名いる。2016年9月より、日本の国費留学を目指す大学内の学生を対象とした、国費留学生コース(入門~初級者)を開講した。同配属先には、現在日本語コースに長期隊員1名、短期隊員1名が派遣されている。その他、在マダガスカル日本大使館の草の根文化無償資金協力により、2016年2月に日本語コース棟が設置された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学では、2016年2月に日本語コース棟が完成し、第一外国語として日本語を学習する学科が開始され、日本語学習者が大幅に増加している。今年度から、日本の国費留学生選考試験において、日本語試験の比重が高くなることから、日本語試験の結果がより重視されるようになったことに対応し、2016年9月より国費留学生コースを開講している。しかし、同コースの運営を経験や専門性の面で限りのある現地教師のみで行うことは困難なため、ボランティア派遣が要請された。活動中の短期隊員の業務を引き継いで現地教師をサポートしつつコース運営を行うことが求められている。1コース20名程度の生徒が在籍し、年間の学習時間は120時間程度である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地教授スタッフと協力しながら、国費留学生コースにおいて以下の活動を行う。
1.週に2時間6コマの授業を担当する。
2.指導経験の浅い日本語指導者に対して、授業補佐や教授法へのアドバイス等を行う。
3.国費留学生コースのシラバス・カリキュラムをニーズに合わせて改善する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語指導教材(『みんなの日本語』、『日本語初歩』、JLPT教材)、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
・教授 1名 男性 40代
・非常勤講師 1名 女性 20代(国際交流基金の海外日本語教師長期研修に参加し、2017年3月にマダガスカルに帰国/カウンターパート)
・国費留学を目指す大学生、約20名程度
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学生対象に活動するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導者へ教授法を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動や生活面において、フランス語、または英語が必要となる。大学は2学期制で、1学期は4-6月、2学期は8-11月。
派遣希望時期は7月上旬から。