要請番号(JA61818442)
募集終了
2018年7月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育科学研究省
2)配属機関名(日本語)
アンタナナリボ大学
3)任地( アナラマンガ県アンタナナリボレニボイチャ郡アンタナナリボ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にある国立大学で、文学・人間科学部など7学部が設置されている。文学・人間科学部には11学科があり、約5千名が在籍している。日本語コースを受講する約70名の学生および、日本語を第二外国語として選択した約100名の英語学科の学生が日本語を学んでいる。マダガスカル人の教授1名と、非常勤講師が2名いる。同配属先には、長期・短期合わせて3名が派遣された実績がある。その他、在マダガスカル日本大使館の草の根文化無償資金協力により、2016年2月に日本語コース棟が設置された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学では、2015年10月より青年海外協力隊(JV)の派遣、2016年に日本語コース棟が完成したことに伴い、学生の日本語コースに対する期待は高まっている。前任者は、日本語を学習する学生に対し、日本語指導をするとともに日本文化の紹介や、カウンターパートと一緒に時間割表や年間授業計画の作成も行っている。同コースでは学生に対して、より効果的な授業が実施できるように、日本語教師の育成、シラバスの改善、円滑な授業運営等を課題とし、今後取り組んでいきたいと考えている。これらの現状や課題を踏まえ、引き続きこれらの課題に寄与できる日本語教師JVが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教師と協力しながら、以下の活動を行う。
①日本語を言語主専攻とした学生(入門から中上級、各クラス20~30名が在籍)に対し、1クラス週5回の日本語授業実施。
②日本語を第二言語専攻とした学生(入門から初級)に、文法中心の授業を実施(授業時間数は年間20時間前後)。
③授業を通じた日本文化等の紹介。
④日本語コースのシラバス・カリキュラム設定・見直し。
※授業数は、カリキュラムやクラス数の変更により、増加する予定がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、日本語指導教材(みんなの日本語、日本語初歩、JLPT教材)
4)配属先同僚及び活動対象者
文学・人間科学部長 男性 50代
英語学科長 女性 30代
日本語教師1名 男性 40代
学生約170名(今後、増加する予定)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はフランス語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学生対象に活動するため
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:大学生や講師に指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣時期7月上旬を予定。学生に英語で指導することもあるため、コミュニケーションが取れる程度の英語が話せるとよい。実務経験は5年以上だが、入門から中級までの指導経験が多くあれば実務経験は3年程度でも可。