【配属機関概要】

3）任地（ サントドミンゴ特別区 ） JICA事務所の所在地（ サントドミンゴ特別区 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同配属先は、様々な活動を通じて日系人の結束を図り、日本語及び日本文化を次世代に伝えていくことなどを主な目的とした非営利団体で、ボランティアの活動場所となる高齢者福祉施設を運営している。協会長1名、執行部4名、役員14名、監事2名、会計1名、各部長8名を中心に、日本語学校運営部、青年部、高齢者対策部、文化部、婦人部、慰霊碑管理部、学生寮管理部、規律部などの担当部門があり、文化行事や年間恒例行事を開催している。これまでJICAは日本語教育・高齢者対策に携わるボランティアの派遣(NSV・NJV)、日本語学校現地教師謝金に対する助成、高齢者医療対策に対する助成などの支援を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

日系社会移住者の高齢化が進んできている中、高齢者及び日系社会全体の健康の維持・増進へのニーズが高まっている。また、生活習慣病や色々な疾病を伴った移住者への生活指導が必要になってきている。そのため高齢者及び日系社会全体の健康への意識の向上と、地域で相互に助け合うグループ活動への取り組みについての5カ年計画が策定されている。また、看護師の日系社会シニア・ボランティア(NSV)が2代にわたって首都の高齢者福祉施設と各地域への巡回で健康講話、レクリエーション及び個別訪問による看護、介護で基盤づくりを行ってきた。作業療法士を要請することで、この基盤を強固なものとし、更に広い範囲での協力効果が得られると期待している。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.首都の高齢者福祉施設で、主に介護予防を目的としたレクリエーション等の各種作業療法や健康講座を実施する。また、必要に応じて地方にも出張して同様の活動を実施する。
2.高齢者の自宅を個別訪問し生活状態を把握することで、高齢者とその家族に適切な助言を行い、生活の質の向上を援助する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

高齢者福祉施設、実習用介護ベッド、机、椅子、コンピュータ、プリンター他。介護予防運動療法器具(低体力者対応型油圧式マシン・ラットロー・レッグエクステンション・レッグプレス他)

4）配属先同僚及び活動対象者

協会長 70代 男性
各地域の高齢者対策部員
高齢移住者(全国)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・訪問リハビリの経験2年以上

【地域概況】

【特記事項】

移民の歴史を理解し責任ある行動が取れ、積極的に奉仕する意欲と広範囲の世代と交流できる協調性を持つ人が望ましい。2018年1月上旬から7か月間。ネット・電気・水道などのインフラは完全ではない。