要請番号(Na22417301)
募集終了
2018年3月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
(法)ドミニカ日系人協会
2)配属機関名(日本語)
(法)ドミニカ日系人協会
日系社会
NGO
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は、様々な活動を通じて日系人の結束を図り、日本語及び日本文化を次世代に伝えていくことなどを主な目的とした非営利団体である。日本語学校は全国に4校存在し、日系移住者の子弟を対象とした日本語教育を行うとともに、日本の文化・習慣及び日本人についての理解を深めるための各種文化的行事を行っている。予算は、父母からの学費徴収とJICAからの助成金で成り立っている。これまでJICAは日本語教育・高齢者対策に携わるボランティアの派遣(NSV・NJV)、日本語学校現地教師謝金に対する助成などの支援を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任国の日系社会は、日本語教師が不足しており、また、今年度は多数の新入生が入学したことからも、教師の確保、指導能力向上及び将来へ向けての教師育成が喫緊の課題となっている。日系社会ボランティアの派遣による日本語教育の継続と、現在いる若手教師と協力して授業を実施することを主な目的に今回の要請に至った。日本の良き伝統、思いやりやマナー、清掃等の習慣を紹介し、日系人としてのアイデンティティが保持される環境作りを支援することも望まれている。 また、運動会や学習発表会等の配属先が行う学校行事についても、生徒や他の教師と協力して準備・実施することが期待されている。現在2名の日本語教師ボランティア(長期)が活動中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
活動内容は下記の通り。
1.他の教師や日系人協会日本語学校運営部と協力して授業を考え、授業運営を行う。
2.地方校を巡回し授業を行う。(ドミニカ共和国全土にある移住地の日本語学校を定期的に巡回する)
3.現地教師や父母会と連携して、運動会、学習発表会、移住学習等、学校行事の準備・実施に協力する。
4.若手教師を育成する。(日本語教授法だけでなく、盆踊り等伝統的な文化行事の背景や意味も伝える)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CDラジカセ、パソコン、プリンター、スキャナー、教材:『にほんごドレミ』、『みんなの日本語』、『こどものにほんご』、独自教材:『たのしい日本語』、『にほんごうきうき』
4)配属先同僚及び活動対象者
現地教師・助手 5名(全校計)
サントドミンゴ校(首都)生徒47名、地方校3校の生徒合計15名(内訳は4名、4名、7名)
生徒年齢6~18歳
授業内容:ゼロ初級~初級が中心
検定レベル:N5合格レベル 6名、 N4合格レベル 1名、N3合格レベル1名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・児童・生徒への指導経験があれば好ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
移民の歴史を理解し責任ある行動が取れ、積極的に奉仕する意欲と広範囲の世代と交流できる協調性を持つ人が望ましい。派遣希望時期は2018年3月下旬から3か月間。ネット・電気・水道などのインフラは完全ではない。