要請番号(Na22418201)
募集終了
2018年12月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
(法)ドミニカ日系人協会
2)配属機関名(日本語)
(法)ドミニカ日系人協会
日系社会
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は、様々な活動を通じて日系人の結束を図り、日本語及び日本文化を次世代に伝えていくことなどを主な目的とした非営利団体である。日本語学校は全国に4校存在し、日系移住者の子弟を対象とした日本語教育を行うとともに、日本の文化・習慣及び日本人についての理解を深めるための各種文化的行事を行っている。予算は、父母からの学費徴収とJICAからの助成金で成り立っている。これまでJICAは日本語教育・高齢者対策に携わるボランティアの派遣、日本語学校現地教師謝金に対する助成などの支援を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在、6~18歳までの日系人約60名が日本語学校に通っており、現地教師5名、アシスタント3名体制で授業運営を行っている。当国の日系社会は非日系人との間の子弟が増え、日常生活での日本語の使用頻度の低下、日本語を指導できる教師不足が深刻な問題となっている。現在、青年ボランティア2名が首都校及び地方校での日本語指導を精力的に行っている。同学校は、日本語指導の充実化に向けて、現地教師やアシスタントと研修会を実施しており、互いに日本語を学び合う意欲も高い。授業の他に、運動会などの学校行事を実施したり、日本のよき伝統や習慣、道徳といった面を生徒に伝えることにより、日系人としてのアイデンティティを保持していくことも期待されている。
以上のように、配属先はボランティアとの協働により、引き続き若い世代への日本語及び日本文化の継承を目指しており、今回の要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
業務内容は下記のとおり。
1.首都校において、子どもたちに日本語(初級レベル)や日本文化に関する授業を行う。(毎週土曜日)
2.ボランティア間で協力・分担して地方校を巡回し授業を行う。(国内移住地の日本語学校3校を月に3~4回巡回)
3.他のボランティア、現地教師や日系人協会日本語学校運営部と協力してコース運営を行う。
4.他のボランティアと協力して教師研修会を実施し、現地教師・アシスタントの育成に携わる。
(日本語教授法だけでなく、伝統的な日本文化行事の背景や意味も伝える)
5.現地教師や父母会と連携して、運動会、学習発表会、移住学習等のイベントの準備・実施を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CDラジカセ、パソコン、プリンター、スキャナー、教材:『にほんごドレミ』、『みんなの日本語』
独自教材:『こどものにほんご』
4)配属先同僚及び活動対象者
サントドミンゴ(首都)校生徒約60名、各地方校生徒3~7名(6~18歳)
日本語学校運営部長 40代女性
現地教師5名(内2名はネイティブ)、アシスタント3名
授業内容:ゼロ初級~初級が中心、読み書きからの指導を行う。
生徒の日本語レベル(N5以上) N5(相当):8名、N4:1名、N3:1名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・青少年への指導経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
移民の歴史を理解し責任ある行動が取れ、積極的に奉仕する意欲と広範囲の世代と交流できる協調性を持つ人が望ましい。2018年12月から6か月間。ネット・電気・水道などのインフラは不安定。