要請番号(Na30917407)
募集終了
2018年6月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
南日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
南日伯援護協会
日系社会
NGO
3)任地( リオグランデドスール州ポルトアレグレ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ州サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はブラジル最南部リオグランデドスール州とサンタカタリーナ州南部の日系団体であり、同地域の日系社会は大きくはないが、会員家族数は約440家族、うち約400家族が日系人となっている。(各地域にも日系団体あり。)管轄地域への巡回診療(健康診断や相談)、バレーボール、ソフトボールなどの地域大会の開催、慰霊祭や敬老会、運動会、そしてポルトアレグレ文化体育協会などと共催で約7万人を集める日本祭りなどの行事企画と開催などを行っている。JICAの協力では、日系社会青年ボランティア(NJV)が2006年まで10名以上(団体事務など)派遣されてきたほか、巡回診療などには助成金事業による支援が行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では月刊機関紙「援協ニュース」(A4判、白黒コピー、約5ページ)を発行、部数は約300部、会員に郵送している。その内容は、主に各種行事予定のお知らせとその報告、会員の動向であり、ポルトガル語と日本語併記(内容によってはいずれか)となっており、現在では役員をはじめ会員ボランティアが制作している。ソーシャルメディアの普及が著しいブラジルでも、特に高齢者や農村部の方々はこの機関紙(日本語記載記事)を楽しみにしており、また地域社会にも開かれた活動や行事もあるが、現在の紙面や形態では地域社会への広報が不足した状況にある。配属先ではこの機関紙の内容や紙面づくりを新しくし、会員のみならず日本文化への関心が高まってきている地域社会にも日本文化や健康に関する情報を発信する機関紙(情報紙)にしたいとしてボランティアが要請された。将来的にはスポンサー(広告料)がとれるような機関誌にしたいとしている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の事務スタッフ(1名)は紙面制作には携わっておらず、コピーなどのロジ支援となる。紙面づくりは担当役員や会員ボランティアと行うことになる。
1.月刊機関紙「援協ニュース」の内容刷新を図る。(ポルトガル語には配属先関係者が翻訳する。)
1-1.管轄地域(移住地)日系社会への取材。(巡回診療への同行も可能)
1-2.1の取材による各地の様子や、日本文化や健康に関する情報をWEBなどで集め、記事を書く。配属先関係者が翻訳する。 ※現在の機関紙は経験のない役員や会員によって制作されている。本要請が初代ボランティアでもあり、学校や職場での機関紙制作に携わった経験があればよい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先会館(事務室<PC、プリンター、コピー機など>、会議室、図書室、厨房、宿泊施設)、巡回診療車両1台
4)配属先同僚及び活動対象者
・会長:男性、日系
・事務スタッフ:1名、女性、日系、日本語可
・協会役員6名:ほとんどが日系
・会員:約440家族(日系は約400家族)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はポルトガル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・学校や職場での機関紙制作経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動使用言語はポルトガル語も可。
2018年6月下旬から11か月を予定。