【配属機関概要】

3）任地（ アスンシオン市 ） JICA事務所の所在地（ アスンシオン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先であるパラグアイ高知県人会(本部)は、高知県出身者である会員相互間及び各日系団体等との親睦を図ることを目的に設立された団体である。首都アスンシオン市内に事務局(高知県人会館)を置き、高知県の各市町村と連携しつつ、①高知県への研修生の派遣、②日系人学生を対象にした宿舎(事務局のある県人会館)の提供③高知県との文化交流④国内外の諸団体の交流協力等の業務を行なっている。また、パラグアイ国内の各移住地にも県人会支部があり、相互交流を図っている、現在の会員数は、約150世帯である。(2017年度)

【要請概要】

1）要請理由・背景

首都アスンシオン市をはじめ、ペドロ・フアン・カバジェロ市、ラ・パス市、イグアス市、ピラポ市等の各移住地に県人会支部があり、国内のみならず近隣国の高知県人会等との親睦・交流を図っている。近年、高知県に留学経験のある県人会子弟有志によって「よさこい鳴子踊りチーム」が結成され、日系社会関連行事や催し物等で、よさこい鳴子踊りを披露する等、出身県・国籍を問わずよさこい鳴子踊りの普及に貢献している。現在、日系社会青年ボランティア(短期。2017年7月まで)の活動によりよさこい鳴子踊りが日系社会を主に広まってきている。同活動を継続しつつ、次の段階として今後は国内よさこい大会の企画立案や実施に向けた支援が望まれている。また、よさこい踊りを通じてパラグアイ・日本両国間の更なる友好関係の向上に資することも期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.アスンシオンよさこいチームへのよさこい鳴子踊り指導(週一)
2.各日系移住地等の日本人会配下団体(婦人部、日本語学校等)へのよさこい鳴子踊り紹介、指導等(不定期/月の約半分は巡回指導となる)
3.よこさい踊りに関する全般的なアドバイス(衣装、構成など)
4.パラグアイ国内でのよさこい大会/コンテスト等の企画・立案を行う(可能な範囲)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

・事務所:事務机/椅子、PC、プリンター、プロジェクタ、コピー機等
・機材等:音響セット、衣装(50着)、鳴子(約50セット)等

4）配属先同僚及び活動対象者

・県人会事務局:事務局長(日系男性70代)、職員3名(日系女性20代2名、
日系男性30代1名)
・アスンシオンよさこい鳴子踊りチーム(約20名前後、10-30代、経験1-3年)
・日系日本語学校等
・現地小中学校(各30名前後、10代前後を想定)
・その他日系団体等(青年部、婦人部)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・初級から上級までレベル別に指導できること

【地域概況】

【特記事項】

活動使用言語は日本語だが、日系社会だけでなく文化センターや現地小中学校等での指導も想定されているため、基本的なスペイン語力は必要。派遣開始時期は2018年7月上旬からを希望。