2017年度 3回 要望調査票
短期派遣シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(JA13917301)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
B111 上水道
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 6ヵ月
派遣時期
2018年4月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

建設・交通省

2)配属機関名(日本語)

サモア水道公社

3)任地( ウポル島バイテレ ) JICA事務所の所在地( アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サモア水道公社は。1993年に設立され、、サモア全土の約85%に給水サービスを行っている。職員数は約250名。配属される市街課には、維持管理班、無収水対策・漏水探知班など合わせて40名ほどが在籍し、8か所の浄水場を管理し、都市部における上水道サービスを担当している。2016年に日本の無償資金協力「サモア都市水道改善計画」により2つの浄水場と送水ポンプ施設が建設された。また、現在は技術協力プロジェクト「沖縄連携によるサモア水道公社維持管理能力強化プロジェクト」を実施中(2019年8月まで)である。年間予算は約108千万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サモアでは、EUや日本の支援により浄水場が建設されたものの、経年劣化に伴う漏水率の高さや首都近郊における急速な都市化などにより、「水の過剰生産」を余儀なくされている。しかし、浄水場運転管理員の知識不足や施設定期点検不足に起因する問題が散見され、水供給の安定性や安全性が問題視されている。加えて、高濁度水がろ過池に流入することによる過閉塞が引き起こす断水の事例も少なくない。これらの問題の改善・解決を図るために、浄水場運転監理員および維持管理担当職員が水処理や浄水場運転管理の正しい理解に基づいた適切な操業を習得する必要があり、本要請となった。先述の技術協力プロジェクトでは、都市部にある1つの浄水場を対象として、浄水場運転管理を行っており、プロジェクトの連携も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.浄水場の運転維持管理に関する助言、指導(前処理施設での排泥、ろ過池の水位管理・補砂を含む掻き取り作業など)
2.浄水場に関するデータの蓄積および分析方法の助言
※活動内容は、赴任後に配属先と協議する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

浄水場処理施設(沈殿池、粗ろ過池、砂ろ過池、水量調整バルブ、塩素注入機設備)、残留塩素測定器、濁度計、送水ポンプ設備など(設備は浄水場により異なる)

4)配属先同僚及び活動対象者

市街課管理職員40名(経験年数2-10年、20-40歳代)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:専門的な知識および助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

派遣時期は2018年4月上旬から6か月。
浄水場の運転管理経験を有することが望ましい。