要請番号(NA30617302)
募集終了
2018年4月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
オキナワ日本ボリビア協会
日系社会
3)任地( サンタクルス県オキナワ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
オキナワ日系移住地において、診療所の運営、学校運営、高齢者福祉対策事業、道路維持管理等を行う日系団体。総務部、土木部、社会教育部、学校教育部、診療部、及び福祉部の6部門からなり、JICAボランティア(保健師)1名が診療部と福祉部(福祉部がメイン)で2017年6月まで活動していた。診療部では、住民健診、健康相談、リハビリ体操等、福祉部ではデイサービス、介護教室、ボランティア養成講座等を行っている。同協会の年間予算は約86万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
オキナワ日系移住地では1995年から診療所にJICAボランティアが派遣され、保健事業及び福祉事業の立ち上げや実施を行ってきた。2003年にはJICAボランティアによってデイサービスが立ちあげられ、その後高齢化問題が顕在化し、2009年に福祉部を立ち上げた。他方、食生活が豊かになったことと運動不足により、2世以降(40-50歳代)の生活習慣病の発症や重症化が課題となってきている。また、子どもの肥満も問題となってきていることから、健康教育や健康相談等の保健指導に関し、専門的な視点での指導方法の改善や提案が期待されている。本配属先にはこれまで10代に亘ってボランティアが派遣されており、今般経験を有する短期ボランティアを投入することで、サンタクルス市やサンフアン市との連携を強化し、協会の自立運営を見据えた中長期的な視点からボランティア派遣についての見直しを図るべく、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.診療所(医療)と連携した、生活習慣病および重症化予防のための保健指導(健康教育・健康相談など)。
2.高齢者福祉活動実施時における保健指導(健康教育・健康相談など。介護予防も含む)。
3.受診状況や検診結果の分析、住民の生活習慣の把握による健康課題に基づいた保健活動の計画および実施の指導。
4.地域看護活動の実施支援と助言指導(訪問看護、婦人会などの地区組織と連携した地域の介護予防(デイサービス等)および生活習慣病予防の取り組み、検診の勧奨など)。
5.1~4の活動等をサンタクルス市やサンフアン市に共有し、日系社会のネットワークの強化を図る。
6.現状の課題についての整理、及び今後の展望や計画についての中期計画策定。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
健康相談室、事務機材(ノートパソコン、プリンター、マルチメディアプロジェクター、コピー機等)、医療器具類、保健指導用教材、体力測定用具、リハビリ用具
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:
・診療所職員1名[経験:看護師22年(保健福祉14年)/ 看護師長]
・福祉部職員1名[経験:薬剤担当事務17年の内兼務福祉担当7年]
活動対象者:
・移住地内住民[日系人約900人(うち65歳以上約140人)]
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務遂行のため必要。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動使用言語は主に日本語。派遣開始時期は2018年4月上旬の予定。