要請番号(NA30917207)
募集終了
2017年12月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジル剣道連盟
2)配属機関名(日本語)
パウリスタ剣道連盟
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先(FPK)はブラジル剣道連盟(CBK)傘下のサンパウロ州内23道場を統括する組織である。会員数は約600人であり、その7割が日系人である。CBKの各種事業(各カテゴリーの全ブラジル(全伯)大会開催、昇段審査、審判員養成、世界選手権選抜剣士の強化等)に協力するほか、年2回の州人会、州内各地での地方人会、合同稽古などを実施している。サンパウロ州には日本人移住地も多く、FPKの前身は第2次世界大戦前にさかのぼり、CBKよりも古い歴史をもち、その母体ともなった。長期派遣NSVがCBKに派遣されており(2018年6月まで)、FPK管轄の道場を巡回指導している。CBKの年間予算は約7万米国ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジル剣道の歴史は日本移民により始まり、日系人によって築き上げられてきたと言える。心身を鍛錬し人間形成を目指す武道としての剣道やフェアプレーを重んずる日本的な価値観への評価や関心も高いことから、日系人のみならずブラジル人の剣士も増えてきている。現在、CBKに派遣中の剣道NSV(日系社会シニア・ボランティア)がサンパウロ州はじめブラジル国内の各道場を巡回し、技術のみならず礼法や日本武道の精神についても指導しているが、南北、東西ともに4千㎞を超える広大な国土ゆえに各道場からの指導要請に十分応えることはなかなか困難である。そこで、配属先ではサンパウロ州内の剣士を集め、年末年始に暑中稽古を計画しており、これに協力するボランティアが要請された。また2018年の世界剣道選手権に向けた選抜チーム強化にも協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先傘下道場の一つである三重県人会剣道部(三重剣道部、サンパウロ市)を拠点として、(1).年末年始の暑中稽古(合宿)、(2)ブラジル選抜選手との合同稽古、(3).配属先傘下のサンパウロ州内(主にサンパウロ市)道場での稽古、にて以下の活動を行う。
1. 基本技術、礼法の指導支援
2. 日本剣道型の指導支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
防具、竹刀、剣道場(板張り道場もあるが、一部はコンクリート床道場もある。)
4)配属先同僚及び活動対象者
・受入担当者:三重剣道部長:男性、50代、5段、二世、日本語可
・CBK及び配属先役員幹部:ほとんどが男性
・配属先傘下の各道場:剣士20-50名、幼少年から中高年層、初心者から高段者(6-7段)と幅広い。約7割が日系人。
・ブラジル選抜選手:約20名、大半が日本語可
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はポルトガル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:指導対象がほとんど男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:指導者への協力が求められる
[参考情報]:
・剣道6段以上(選抜選手への指導)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動使用言語はポルトガル語も可。
派遣時期は2017年12月下旬から1ヵ月間。