要請番号(SA03020102)
募集終了
2020年10月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
国立リハビリテーション病院
3)任地( ヤンゴン市 ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は同国におけるリハビリテーションサービスの中核的な役割を担っており、医師8名、理学療法士21名、看護師28名、義肢装具士18名、社会福祉士1名等約110名が勤務している。患者数は入院約50名、外来約100名/日である。主な疾病は筋骨格疾患及び四肢切断で、その他脳性麻痺、脊髄損傷、脳卒中等がある。JICA「リハビリテーション強化プロジェクト」 (2008年~2013年)で、作業療法に関する短期専門家が2名派遣された。また、日本財団やカンボジアトラスト、赤十字による義肢装具関連の支援が実施されている。2017年に長期のシニア海外協力隊(作業療法士)派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
政府は2014年に、すべての人々が適切な医療サービスを受けられるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成を戦略として打ち出し、その実現のため保健医療人材の開発に高い優先順位をおいている。国内では250万人が障害を持つと言われているが(2014年国勢調査)、作業療法士の専門職がないため、作業療法が必要な患者へのサービスは十分とは言えず、理学療法士による簡単な作業療法の提供にとどまっており、今後もその質的向上が求められている。特に成人および小児を対象とした日常生活活動の指導と、上肢機能改善を目指した身体機能訓練の指導が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚とともに作業療法を行いながら、助言や新しいアイデアの提案等を行う。
2.院内の定期会議や研修に参加し、適宜助言や提言を行うと共に、必要に応じて、作業療法についてのプレゼンテーションを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
治療台、スプリングバランサー、輪投げ、ブロック、ハンドセラピー治療用具、ペグボード、上肢機能検査機器、サンディングボード、その他手作りの巧緻動作練習機器や上肢運動補助機器等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 理学療法士主任4名(40~50代、女性)
理学療法士17名(20代~30代、女性)
活動対象者:四肢切断、脳性麻痺、脳卒中、脊髄損傷患者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚に指導するために必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
滞在中はホテル滞在となる。派遣時期は10月中旬。