要請番号(SA12723202)
募集終了
2024年8月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
鉱山、エネルギー、地方電化省
2)配属機関名(日本語)
地質調査部地質調査ラボ
3)任地( ホニアラ市 ) JICA事務所の所在地( ホニアラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は鉱山省の地質調査部の分析ラボである。地質調査部はソロモンの地質資源のアセスメントや鉱物、エネルギー資源のマッピングを行っている部門で、自然災害や早期警報制度構築、モニタリングや自然災害についての啓発活動なども担っている。この地質調査部傘下の地質調査ラボはソロモンで唯一、分析機器のあるラボのため、ソロモン全土の土壌、鉱物成分、水質、ガス等のサンプリング及び成分分析を行い、関係省に分析結果を提出している。年間予算2390万円、ラボには4名の担当オフィサーが在籍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
これまで4名のラボスタッフで限られた機材を使い、依頼のあった分析を行ってきたが、2023年度より在ソロモン日本大使館の支援により新しい分析機器が入る予定である。また今後地質調査部の分析ラボからナショナルレベルの地質調査ラボに昇格が決まっていることから、積極的に外部機関からの分析依頼も受託したい意向があり、ラボの技術及びマネージメントなど全体のキャパシティ向上のために隊員要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに以下の活動を行う。
1 ラボ機材の使用方法、メンテナンスを含めたラボの標準作業手順を再確認し助言する。
2 ラボにおけるラボ技術、マネジメント向上のためラボスタッフに必要なトレーニング及び助言を行う。(ラボ分析業務80%、マネージメント業務20%)
3 サンプリングや分析に関し、現状を見直し助言する。(鉱物分析60%、水質分析40%)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
(以下現在の機材)MPAE, Portable Olympus XRF, Water Distillation, Hydraulic Crusher, Arsenic Analyzer, Rock Crusher and Miller (以下2023年供与機材)Carbon and Sulphur Analyszer, Gas Chromatography, XRF Spectrometer, Ion Chromatography, Portable Core drilling machine,
,
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:Principal Geochemist:40才男性、大卒(化学)
Senior Geochemist: 35才男性、大卒(化学/生物)
Lab staff 54才男性、36才男性、ディプロマ(環境)
活動対象者:配属先同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)化学 備考:同僚に助言するため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚に助言するため
[参考情報]:
・分析ラボのマネージメント経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語はピジン語。赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。