2019年度 2回 要望調査票
短期派遣シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SA13019201)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 6ヵ月
派遣時期
2020年4月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

教育課程開発部

3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属機関の教育課程開発部(CDU)は、中等教育課程のカリキュラムに関わる全般(各教科シラバスの整備、教科書等の作成等)、中等教育修了認定試験(TSC;5年生用、TFSC;6年生用、TNFSC;7年生用)の作成を担っている。2015年より新しい評価方法(SOLO Taxonomy)が導入され、教育訓練省全体で大幅なシラバスの変更があったため、新評価方法の運用、現職教員研修に取り組んでいる。CDUの職員は20人。これまでに日本語教育のシニア海外ボランティア(SV)に加えて数学教育のSVを派遣した実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

トンガにおける日本語教育は1985年の無償資金協力によるババウ高校の建設をきっかけに1986年より始まり、現在は公立高校4校および、私立高校2校において選択履修科目の一つとして正式に開講されており、青年海外協力隊員3名とトンガ人教師10名が日本語を担当している。また、教員養成学校においても日本語科が開講されていてトンガ人日本語教員を養成している。CDUでは、シラバスの見直し、新評価方法の運用、教員研修など、シニア海外協力隊による継続した支援が必要とされているが、後任着任までの隊員不在期間が発生するため、本短期要請に至った。今回は、主に中等教育修了認定試験(TSC,TFSC,TNSFC)への支援であり、将来的には、トンガ人教員のみで日本語教育を実施できるよう現地化に向けて活動を進めていくことが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.中等教育修了認定試験の筆記問題作成(4~6月)、口頭試験実施(9月)、採点・評価(9~10月)を担当する。
なお、口頭試験内容は作成済。
2.トンガ人教師と日本人教師で構成する日本語教師会の運営(ワークショップ開催等)に関わる。
3.青年海外協力隊員不在校(中等教育、教員養成学校等)の授業を支援する。
4.日本語教育隊員で構成される日本語部会の取りまとめを行う。
5.その他、書道コンテスト、スピーチコンテストの運営に携わる。(4~5月)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC(Windows7,Office)、プリンター、ボイスレコーダー、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

CDU部長:女性、60代、大卒
トンガ人日本語教師(10名):女性、20-30代、教員養成校卒/大卒、経験1-15年
(日本語能力検定N2-N5程度、3名は3ヶ月の訪日研修経験有、2名は日本の大学卒)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:日本語教育運営全般に関わるため

[参考情報]:

 ・コースデザインや評価法の知識

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】