要請番号（SA31818301）
募集終了
| 2019年4月から |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
外務省
2）配属機関名（日本語）
エクアドル剣道協会
3）任地（ ピチンチャ県キト市 ） JICA事務所の所在地（ ピチンチャ県キト市 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先はエクアドルにおける剣道の普及とレベル向上を目的として、1999年に設立された。現在は、国内3都市(キト、グアヤキル、クエンカ)に8つの道場を持ち、約170名の剣士が所属している。稽古では、技術だけではなく、日本式の規律や礼儀を重視し、剣道を通じた人格形成を目的とした指導を行っている。同協会には、2008年から2018年4月までの間に長期3名、短期22名のボランティアが派遣されており、これらボランティアの活動を通じてJICA杯が開始され、技術、礼儀などが向上してきた。2018年度予算約4,000米ドル。
【要請概要】
1）要請理由・背景
2010年10月にキト市で開催された第1回ラテンアメリカ大会剣道大会で総合10位の好成績を収め、その後毎年ラテンアメリカ各地で行われる大会に参加し、上位の成績を収めている。また、2012年に世界剣道連盟に加盟、同年開催のイタリア大会から世界剣道大会に参加が可能になり、2015年には東京で開催された世界剣道大会で、男女各団体戦、個人戦に参加した。現在は、2018年に韓国で開催予定の同大会に参加するため、約20名の強化選手を選定し、練習を行っている。今回の要請は、主にこの強化選手に稽古や練習試合を通じて、実際に試合に勝てる力を身に着けることを主な目的としている。これまでのボランティア派遣を通じて、その成果が同協会関係者に強く認識されており、今回も同様の協力が期待されている。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
配属先の調整の下、国内3都市(キト・グアヤキル・クエンカ)の各道場を巡回し以下の活動を行う。
1.指導者層に対する剣道の指導法及び審判技術の向上に努力する。
2.世界大会に向けた強化選手の実践指導を行う。
3.6-25歳の稽古参加剣士に対する指導を行う。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場(キト市内6、グアヤキル1、クエンカ2)、竹刀、木刀など。剣道具及び剣道着・袴、竹刀は持参する。
4）配属先同僚及び活動対象者
会長:男性、60歳代、5段
指導者:キト/男性、50歳代、4段
グアヤキル/男性、40歳代、4段
クエンカ /男性、30歳代、4段
指導対象者:強化選手 2段～4段レベル 20名程度
6-25歳程度の初心者～3段レベル100名程度
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
スペイン語
7）選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（ ） 備考：
[参考情報]：
・7段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（高地地中海性気候） 気温：（10～28 ℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
3都市での巡回指導が予定されている。キト・クエンカは山岳高地乾燥気候、グアヤキルは熱帯乾燥気候となる。(15～35度)
派遣希望時期:4月中旬