要請番号(SA32117303)
募集終了
2018年6月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地域社会省
2)配属機関名(日本語)
ジョージタウン市役所、固形廃棄物管理部
3)任地( ジョージタウン ) JICA事務所の所在地( ジョージタウン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のジョージタウン市役所は、公共事業省の下部組織になる。市役所の規模は100人程度の職員で構成されている。主には徴税部門、土木建築部門、固形廃棄物管理部門からなっている。道路・水路管理は市の業務範囲であるが、業務管理・予算上公共社会基盤省が業務を行っている。C/P(カウンターパート)はJICA研修を受講している。日本政府から廃棄物回収車の供与が行われている。市全体では予算が乏しく職員の給料遅配がある。現在市役所土木建築部門に2016年土木SV(シニア海外ボランティア)が派遣され、2017年建築SVが派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
家庭・事務所廃棄物は、首都ジョージタウン市が業者に委託し、無料でゴミを収集し処分している。ジョージタウン市と周辺の約22万人のゴミを約230トン/日を回収し、殆どを埋立処分している。廃棄物の構成は、有機物が50%、再生可能分が50%となっている。増え続ける廃棄物への対応として、主にペットボトルの再生方法の確立が急がれている。ペット材の再加工として、簡単な容器等の再生品を造っていた個人事業者がいたが現在廃業している。金属は海外へ輸出、段ボールはカリコム地域の他国の分も合わせ民間会社が再生紙(段ボール)を生産している。2015年、弁当用のスチロール容器は法律で使用禁止とされ、再生紙製容器の利用が促されている。廃タイヤの処理も課題である。将来的には首都の人口増加や都市化が予想され、行政として新たな廃棄物処理方法策定や再利用等施策の実施に迫られている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
固形廃棄物管理部職員と共に以下の活動を行う
1.廃棄物の構成ごとにジョージタウン市のリサイクル計画を策定する
2.ペットボトルのリサイクルを行うための政策策定、機材等の選定に加わる(二次製品生産か海外輸出等)
3.廃棄物関連立法に参画する
4.職員に対しリサイクル技術の手法を指導する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚: 技術レベル中、経験年数5-10年、男性・女性30名
活動対象: 年齢層20-40才
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
SVへの支援はセントルシア国事務所が所管し(ガイアナにはJICA事務所がない)、本SVと同時期派遣の企画調査員が現地で支援を行う。派遣開始時期は2018年6月上旬だが変更の可能性あり。