要請番号(SA32117305)
募集終了
2018年6月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
国立排水灌漑局 土木構造設計グループ
3)任地( ジョージタウン ) JICA事務所の所在地( ジョージタウン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業省組織内の部としては、水産部と水門気象部との二つの部がある。その他国立排水灌漑局(NDIA)、農業学校等がある。名称が排水灌漑局である理由は、農地からどう排水するかが主であるからである。主要輸出農産品は米、砂糖キビである。水産部門では日本へ海老が輸出されていたことは有名であるが漁獲量は低迷している。農業省水産部職員の中には、JICA研修を受けている者がいる。2016年6月に灌漑排水の無償資金協力のプロジェクトが完了。短期SV(シニア海外ボランティア)派遣者実績は、水産部5名(養殖3名、漁業講師1名、漁具・漁法1名)、国立灌漑排水局に農業土木SV、ガイアナ農業学校に食品加工SVとなっている。2017年に養殖と水産加工のSVが派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
全国排水灌漑局は、洪水や干ばつによる作物の被害のリスクが大幅に軽減することで、農家やステークホルダーに対する信頼を確立することを計画戦略としている。この計画には、2018年に開始する7つのポンプ場への設備投資等も含まれている。これらのポンプ場の設計及び施工には、地盤工学および土木工学に関する特定の知識が必要であるが、これらの作業は、一般的に高コストでコンサルティング会社に委託されているのが現状である。コンサルタントから提供される設計業務に対しての検討や、施工における熟練した技術力は、灌漑局のスタッフは若く経験値が低いため、十分に生かしきれていない。そのようなことからSVに対しては土木構造物と灌漑施設での設計・監理について豊富な経験と高い技術力の移転を求めている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先職員と共に以下の活動を行い技術移転を行う。
1.ポンプ場や水路などのインフラプロジェクトの構造設計について、3人のスタッフを訓練する。
2.新技術および新興技術にスタッフに紹介する。
3.構造設計に使用される少なくとも1つのソフトウェアを使うことができ指導をする。
5.
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ等
4)配属先同僚及び活動対象者
経験年数: 2-10年以上
技術レベル: 初歩
活動対象: 年齢層20-40才
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門技術の経験を求めているため
[参考情報]:
・土木構造設計経験があること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
SVへの支援はセントルシア国事務所が所管し(ガイアナにはJICA事務所がない)、本SVと同時期派遣の企画調査員が現地で支援を行う。派遣開始時期は2018年6月上旬だが変更の可能性あり。