要請番号(SA46320118)
募集終了
2020年9月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・技術教育省
2)配属機関名(日本語)
エルアラビー応用技術学校
3)任地( クエスナ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2018年に設立された応用技術高校で、JICA技術協力「技術教育改善プロジェクト」にて機械科への機材供与・技能講習、安全・3S(整理・整頓・清掃)・時間厳守等の規律活動等の支援を行っている。同校はエジプトの大手電機機器企業El-Araby社を協力企業とした公立校である。同社は東芝、SHARPなどの日本製品の受託製造も行っているため日本の技術への関心が高い。同校のカリキュラムは週3日は校内での授業、週2日は同社工場でのOJTを課している。効果的な実習を取り入れることで国内にて即戦力となる人材を育成し、若者の雇用改善に貢献することを目指している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2016年にエジプト日本両国首脳間の共同声明において「エジプト・日本教育パートナーシップ(EJEP)」が発表され、就学前教育から高等教育に至るまで日本の教育の特徴を活かした包括的な支援が開始された。特に技術教育においては、技術高校において卒業後の就労率が低いという課題に対し、JICA技術協力プロジェクト「技術教育改善プロジェクト」によって、現地日本企業とも連携して実践的な技術教育を導入することで有用な人材を育成して若者の雇用改善に貢献する取り組みが始まった。EJEPの取組のもと、同校では技術のみならず、規律を重視した教育も採り入れて社会で即戦力になりうる人材育成を目指したいことから本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
校長および担当教員と協力し、主に以下の活動を行う。
1.学校運営やクラス活動改善のための助言、提案
2.清掃、道具の整備・整理整頓など、5Sに基づいた生活指導
3.周辺校を招いて行われる各種研修や、学校行事等の企画・運営の側面支援
4.教員が生徒のお手本となるよう、授業内外で様々な指導・助言を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンターなど
4)配属先同僚及び活動対象者
校長は2名体制(30代と50代)
教員: 36名(20-50代)
生徒: 1学年6クラス(24名/クラス)×2学年の合計288名 (2019年度現在)
機械科、AC/Refrigerator科、電気科の3学科がある。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:(男性) 備考:男子校のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚らの学歴に合わせるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:シニア案件のため
[参考情報]:
・工業高校等での勤務や類似経験
・学校管理職経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(4~50℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は職員用宿舎が提供される
カウンターパートとなる校長は英語を話すことが出来る
赴任時期:9月下旬頃予定