【配属機関概要】

3）任地（ ドゥシャンベ ） JICA事務所の所在地（ ドゥシャンベ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.2 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

国内の医療機材・機器・ラボラトリーの維持管理・修理を行う施設として、2015年創立され、全国の公立病院を対象に保守管理サービスを提供している。勤務するスタッフは計17名で、内訳はエンジニア(4名)、度量衡士(2名)、技師(4名)、会計士(2名)、センター長および秘書、掃除婦。

【要請概要】

1）要請理由・背景

タジキスタンの多くの公立病院では、専門技能を有する臨床工学技士などの技術者の不足、日常の保守点検が徹底されていないことを理由に、特に近代的な医療機器の故障や障害が頻繁に起こっている。医療機材維持管理センターでは、全国の公立病院にある医療機器の多様化、人材の能力不足、分析器・測定器等の不足により、医療機器の安全性や性能を担保するために必要な点検や評価が行えておらず、外部の支援が必要である。SV(シニア海外ボランティア)は、センターに勤務する技術者への指導などを通じ、医療機器の正しい保守点検方法を普及するとともに、特に安全・性能点検試験の実施を支援することが期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

医療機材維持管理センターにて、技術者の能力向上を図るとともに、正しい保守点検方法を普及する。

1.機材の保守点検や安全・性能点検試験に関する技術者レベルの向上を図る:実技指導、勉強会開催等。
2.機器の安全・性能点検試験に関する理解促進と普及に向けた教材・資料を作成する。
3.国内の医療機器の状況を調査し、配属先に必要な分析器・測定器を提案する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内にある測定機器: 振動計、オシログラフ、ジェネレーター、湿度測定器、マノメーター(圧力計)、バロメーター(気圧計)、 マルチメーター等。

4）配属先同僚及び活動対象者

スタッフ全17名のうち、同僚となるスタッフは下記。
・エンジニア4名:20-40代(経験1-5年)
・技師4名:20-40代(経験1-5年)
・度量衡士2名:20-40代(経験1-5年)
度量衡士2名のうち、20代男性の度量衡エンジニア(経験2年)がカウンターパートとなる予定。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

日常生活では、タジク語(公用語)とロシア語(民族交流語)を使う場面が多い。
派遣希望時期:4月上旬