要請番号(SA75417340)
募集終了
2018年4月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青少年スポーツ委員会
2)配属機関名(日本語)
タジキスタン柔道連盟
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.1 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タジキスタン柔道連盟は1992年4月に創立され、国内各地に支部を有している。首都では12の柔道クラブが活動中であり、青少年の肉体と精神の鍛練、道徳や礼儀の習得を目的に指導を行っている。年間予算は約5万USD。
JICAの協力としては、2014年2月のウズベキスタンJV(青年海外協力隊)任国外出張時に、タジキスタン柔道連盟で約1週間のセミナーが実施された実績がある。日本政府の協力としては、2015年度草の根無償資金協力で「柔道場整備計画」の署名が行われた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
柔道は、タジキスタンの国技ともいえる「gushtingiri」に似ていることから、認知度が高く、身体・精神の両面を鍛錬することができる格闘技として知られている。また、2008年北京オリンピック73kg級でタジキスタン代表選手が銅メダルを獲得、アジア選手権などの国際大会でも入賞者が出た実績があることから、知名度の高い武道である。競技人口は約5千名以上と言われているが、青少年に正しく指導ができる人材は少なく、指導者の育成に課題を抱えている。そのため、SV(シニア海外ボランティア)の要請が挙げあられた。短期SVは、指導者の育成と青少年への指導を通じ、正しい柔道の普及を行うことが期待されている。他にも地方支部の巡回指導、国内大会への助言等も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ドゥシャンベ市内の柔道クラブで指導員の育成を行い、青少年を対象に正しい柔道の普及を図る。
1. 現地柔道指導者の育成を行う。実技のみならず、礼儀や武道の精神についての指導も行う。
2. 柔道クラブに通う青少年たちを対象に、正しい柔道の普及を図る。
(クラブでの練習は、月-金、午前と午後の2グループを対象に1回2時間程度)
3. 国内柔道大会の計画立案、実施のための助言を行う。
4. 地方支部での短期講習会を実施する。(2ヵ月に一度、7日間程度の指導者向けセミナーを計画している)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場
4)配属先同僚及び活動対象者
【主な配属先同僚】
事務局長:男性、50代
経理担当者:男性、50代、通訳:男性、30代
【活動対象者・指導対象予定クラブ「Vastan club」】
指導員:男性2名(20代、50代)、初段
生徒:男女約45名(7-25歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:男性指導者の指導のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が求められる
[参考情報]:
・柔道3段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
日常生活ではタジク語(公用語)とロシア語(民族公用語)を使う場面が多い。
派遣希望時期:4月上旬