2017年度 4回 要望調査票
短期派遣シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SA75417402)
募集終了

国名
タジキスタン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 11ヵ月
派遣時期
2018年8月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学省

2)配属機関名(日本語)

タジク国立言語大学

3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

タジク国立大学は、ソ連時代の1979年に「国立ロシア語・文学高等専門学校」として設立され、独立後の1992年に現在の名称に変更となった。言語専門の単科大学であり、4学部(タジク語学部、露語学部、アジア諸言語学部、ロマン・ゲルマン語学部)で各言語の教師や通訳を養成する。在籍学生約3,000名。タジキスタンで唯一の日本語専攻学科である日本語学科(2002年開講)はアジア諸言語学部に属し、現在4学年60名程度の学生が日本語を学習している。2016年度派遣の短期シニア海外ボランティア(SV)(スラブ大学配属)が同大学でも非公式に学生指導を行い、2017年11月現在短期SV1名(青少年活動)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学の日本語学科では、主に現地教師による日本語指導がなされている。しかし、現地教師の日本語能力があまり高くなく、教師としての指導スキルも不足しているため、特に高学年学生の会話・作文などの日本語能力向上、日本語能力試験・留学試験・日本語弁論大会などへ向けた指導を十分に行うのが難しい。長期的視野に立ち現地教師の養成が必要であり、学生が興味を持つ日本文化の紹介にもネイティブ教師が必要である。また、2016年12月にタジキスタン日本語教師会が立ち上げられ、スラブ大配属のSV(日本語教育)とともに、同会運営のアドバイスや補助の役割も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚である現地日本語教師の育成を行う。
2.現地教師とともに、学生に対し初・初中級の日本語授業を週15コマ程度行う:文字、発音、基本文法、会話など。3.日本語授業で使用する副教材を、学習者のレベルに合わせて作成・工夫する。
3.配属先大学の日本語教育カリキュラム改善へ向けたアドバイスを行う。
4.日常の指導に加え、日本語弁論大会、日本語能力試験、日本留学試験などに向けた指導を行う。
5.月に1-2回開催される日本語教師会定例会議に出席するとともに、教師会運営へのアドバイスなどを行う。
6.時間的余裕がある場合には、別の機関(他の大学、中高一貫学校)での日本語授業や日本文化紹介を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

TV、DVD、プロジェクター、ホワイトボード、教科書「みんなの日本語 初級・中級」「上級へのとびら」他。
日本語教室・講師室(2014年度実施の日本国大使館・草の根文化無償スキームで整備)。

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・日本語講師:①20代女性・指導経験6年 ②③20代女性・指導経験1年未満 、いずれも専任・訪日研歴なし。④⑤30代男性・指導経験6年、非常勤(週1日程度)。
【活動対象者】
・言語大学学生(1-4年生)、現地日本語教師

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ロシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)
    (資格同等の日本語教育の知識技能を有する事)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベルが求められる

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

日常生活では、タジク語(公用語)とロシア語(民族交流語)を使う場面が多い。
派遣希望時期:8月下旬