2018年度 2回 要望調査票
短期派遣シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SA75418240)
募集終了

国名
タジキスタン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
派遣期間
短期 11ヵ月
派遣時期
2018年12月から

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学省

2)配属機関名(日本語)

ロシア・タジク・スラブ大学

3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.1 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1996年にロシアの財政支援を受けて設立された総合大学、卒業生はロシアの学位を取得する。5学部(言語学部、法学部、経済学部、国際関係学部、IT学部)・学士17専攻科、修士11専攻科、博士4専攻科を有し、約4千名が全日制課程に、約2千名が通信課程に在籍し、付属高校も併設されている。言語学部では、第二外国語として日本語が選択履修され(他には中国語、韓国語、独語、仏語)、英語学科、国際関係学科、経済学科の1-4年生85名が日本語と日本の歴史、文化、地理を学んでいる。2012年以降断続的に短期シニア海外ボランティア(SV)が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学では、筑波大学に留学経験のある言語学部長の発案により日本語と文化歴史に関する授業が実施されてきた経緯があり、2016年9月には学内に「日本語・日本文化センター」が開設され、その教室で日本語授業が行われている。2012年から断続的にJICA短期SVが派遣されてきたが、現地日本語教師1名が定着し、現地教師の養成や日本語教師会に関するSV活動が始まったのは2016年度からである。2017年度からは日本語授業数が増やされ将来的には日本語学科の開設も目指されている現状の中で、引き続き日本語学生指導と教師養成のために日本語ネイティブ教師が必要とされている。日常の授業での指導に加え、年1回の日本語弁論大会、日本語能力試験へ向けた指導も期待されている。また、2016年12月にタジキスタン日本語教師会が立ち上げられ、同会運営のアドバイスや補助の役割もSVに期待されている。


2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚である現地日本語教師の育成を行う。
2.現地教師とともに、学生に対し初・初中級の日本語授業を週15コマ程度行う。文字、発音、基本文法、会話など。
3.日本語授業で使用する副教材を、学習者のレベルに合わせて作成・工夫する。
4.配属先大学の日本語教育カリキュラム改善へ向けたアドバイスを行う。
5.日常の指導に加え、日本語弁論大会、日本語能力試験、日本留学試験などに向けた指導を行う。
6.月に1-2回開催される日本語教師会定例会議に出席するとともに、教師会運営へのアドバイスなどを行う。
7.時間的余裕がある場合には、別の機関(他の大学、中高一貫学校)での日本語授業や日本文化紹介を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ホワイトボード(スクリーン)、本棚、プロジェクター、コピー機。
教科書「みんなの日本語初級」他。

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・言語学部長:60代男性、常勤(簡単な日本語会話可能)
・言語学部 日本語講師:20代女性、常勤(国際交流基金の教師研修参加歴あり)
【活動対象者】
・スラブ大学学生(1-4年生)、希望者クラス学習者、現地日本語教師

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ロシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベルが求められる

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

日常生活では、タジク語(公用語)とロシア語(民族交流語)を使う場面が多い。
派遣希望時期:12月下旬