要請番号（SA75419247）
募集終了
| 2020年3月から |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
保健社会保護省
2）配属機関名（日本語）
国立医療専門学校
3）任地（ ドゥシャンベ ） JICA事務所の所在地（ ドゥシャンベ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先は、首都に位置する国立の医療専門学校で、看護師や助産師など12の中級レベルの医療専門職を養成している。約380名の教員、6,800名以上の学生が在籍しており、国内最大の医療専門学校である。医療技術・医療機器学部は2005年に設置され、現在4名の教員が3学年55名の学生を指導している。卒後、医療施設や医療機器保守管理センターで活躍できるよう、学生は医療機器の設置や操作、保守管理、修理の方法について学ぶ。同配属先からは、同時に別職種「障害児・者支援」、「助産師」の要請も出されている。
【要請概要】
1）要請理由・背景
タジキスタンの多くの公立病院では、臨床工学の専門技能を有する技術者の不足、日常の保守点検が実践されていないことなどを理由に、医療機器の故障や障害が頻繁に起こっている。首都に位置する国立医療専門学校は、国内の医療専門学校として唯一、医療技術・医療機器の操作に関する3年間の専攻課程をとおして技術者を育成しているほか、医療機器保守管理研修センターを併設し、近隣の病院に対して保守管理サービスを提供している。しかし、臨床工学分野の十分な知識と経験のある教員が限られているほか、教育内容や教材は体系化されていないため、国内で急速に進む医療機器の多様化と近代化に対応できていない。このような状況の中、同教育課程の質の向上を目指し、指導内容の充実と教員の能力向上に協力するJICA海外協力隊員の要請が出された。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
1. 医療技術・医療機器に関する教育課程のカリキュラム内容や教材、指導方法の現状を分析する。
2. 同カリキュラムの改善に向けて、協力する。
3. 学生に適切に指導できるよう、勉強会の開催や一緒に授業を行うこと等をとおして、同僚教員の能力強化を図る。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
活動に必要な医療機器、その他設備。
4）配属先同僚及び活動対象者
・情報医療技術科学長:30代男性、修士(ソフトウェア・エンジニアリング)、経験11年。
・医療機器保守管理研修センター長:20代男性、修士(ラジオ機器エンジニアリング)、経験8年。
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（専門学校卒）保健医療 備考：同僚と同等レベルが求められる
[経験]：（実務経験）15年以上 備考：同僚への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（地中海性気候） 気温：（-15～45℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
生活言語としてタジク語(国語)を使う場面が多く、ロシア語(民族交流語)の通用度は高くない。
派遣希望時期: 3月下旬