要請番号(SA75419250)
募集終了
2020年3月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光開発委員会
2)配属機関名(日本語)
観光開発委員会
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2017年6月、従前の「青年・スポーツ・観光委員会」から独立する形で「観光開発委員会」がタジキスタン政府によって設立された。同委員会の所掌は、観光開発活動促進のための政策策定、観光セクター振興のための制度・規則の提案、観光開発インフラ整備の促進、タジキスタン観光資源のプロモーション(各地でのフェア等への参加を通じた)等。予算は約2億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
国土の90%以上が山岳地帯であるタジキスタンは、「世界の屋根」と称されるパミール高原の他、風向明媚な観光資源に富む。タジキスタン政府は、2018年に引き続き2019~2021年を「観光・民芸の年」と位置付けるなど、観光開発に注力している。2017年に隣国ウズベキスタンとの外交関係が急激に改善され、両国の陸路国境が開いたため、ウズベキスタン領の世界遺産(サマルカンド等)を訪れる観光客をタジキスタンに取り込む可能性も出てきている。しかし、設立間もない「観光開発委員会」では、インバウンド旅行客向けのプロモーション・マーケティング、インフラ整備やサービス向上等に関する十分な知識・経験を有する職員が少なく、人材育成が必要とされている。また、同委員会で作成中の「観光開発戦略2030」作成にアドバイスが出来る人材が必要なことから、今回の要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. タジキスタン国内の観光資源を発掘し、より魅力ある観光地(地場産品の開発等含む)とするための協力・助言を行う。
2 .ターゲット市場の明確化など、タジキスタン政府の観光開発戦略の作成に対する協力・助言を行う。
3. 観光地のインフラ整備、観光業界のサービス向上等にかかる協力・助言を行う。
4. 観光地の魅力を効果的に情報発信(プロモーション)するための協力・助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、プロジェクター。
4)配属先同僚及び活動対象者
・副委員長:40代女性(経験5年)
・観光開発局長:30代男性(経験10年)
・チーフスペシャリスト(運営):20代男性(経験4年)
・チーフスペシャリスト(国際関係):20代男性(経験1年)
・上席スペシャリスト(国際関係):30代女性(経験1年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベルが求められる
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活言語としてタジク語(国語)を使う場面が多く、ロシア語(民族交流語)の通用度は高くない。
派遣希望時期: 3月下旬