要請番号(SA75420144)
募集終了
2020年8月から |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健社会保護省
2)配属機関名(日本語)
国立医療専門学校
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、首都に位置する国立の医療専門学校で、看護師や助産師など12の中級レベルの医療専門職を養成している。約380名の教員、6,800名以上の学生が在籍しており、国内最大の医療専門学校である。医療・社会リハビリテーション学科は2005年に設置され、3年間の教育課程をとおしてソーシャルワーカーの養成を行っている。現在13名の教員が170名の学生を指導しており、卒後は福祉施設等で活躍することが期待されている。同配属先からは、同時に別職種「医療機器」、「助産師」、「理学療法士」の要請も挙げられている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年タジキスタンでは、障害者や高齢者等の社会的弱者に対する社会福祉サービスの充実と利用促進が大きな課題となっている。しかし、ソーシャルワーカーは比較的新しい分野で、その専門性や役割に関する社会の理解はまだ浅い。国立医療専門学校でソーシャルワーカーを目指す学生は、3年間の医療・社会リハビリテーション教育課程で学ぶ。同専門学校では近い将来、ニーズの高まっているソーシャルワーカー専攻課程を設置する計画があるが、専門的な知識と経験を備える教員が不足しており、同専門学校における教育の質の向上を目指し、教育内容の改善と教員の能力向上を支援する。隊員には、日本のソーシャルワーカーの業務や役割、教育事情等を紹介することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 医療・リハビリテーション教育課程の社会福祉に関するカリキュラム内容や教材、授業手法の現状を分析する。
2. 日本のソーシャルワーカーの業務や役割等を紹介し、同カリキュラムの改善に向けて、協力・助言する。
3. 学生に適切に指導できるよう、勉強会の開催や一緒に授業を行うこと等をとおして同僚教員の能力強化を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
活動に必要な教育用機材、その他設備。
4)配属先同僚及び活動対象者
・医療・社会リハビリテーション学科長: 60代男性(経験39年)
・医療・社会リハビリテーション学科アシスタント:50代女性(経験38年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[参考情報]:
・JICA海外協力隊経験があれば望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣希望時期: 8月下旬