2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(NS30318D04)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
TYPE-A
活動形態
日系
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ラ・プラタ日本人会

2)配属機関名(日本語)

ラ・プラタ日本語学校
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス州ラ・プラタ郡ウルキッサ ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同日本人会は、首都近郊の日系移住地にあり、1963年に日系人の相互扶助及び親睦を目的として設立された組織である。会員数は約130家族で、近郊にある日系団体の中心的役割を担っており、同配属先が主催する盆踊りは、ラ・プラタ市の重要文化事業に指定されおり、毎年約10000人以上の来場者を集める一大イベントとなっている。ラ・プラタ日本語学校は、同移住地の青少年の日本語能力向上を目的に1991年に創立され、日本語教育だけでなく、日本の伝統行事や学芸会等を通じて日本文化の継承にも力を入れている。現在、同学校では、「日本語教育」ボランティア1名が活動中。その他、同日本人会へのボランティアの派遣実績多数。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラ・プラタ日本語学校は在亜日本語教育連合会(教連)に加盟しており、当国の首都圏南部地域に所在する日本語学校3校(フロレンシオ・バレーラ日本語学校、ブルサコ日本語学園、ラプラタ日本語学校)の中心的な役割を担っている。世代交代が進み、継承日本語教育の転換期を迎えている日系社会において、上記2校とも連携をとり、ニーズに沿った日本語教育の指導、及び、定期的に開催される南部地域合同研修会等における助言を得たいとして本要請に至った。また、生徒数の減少により、上記3校とも複式授業を行っていることから、複式授業に対応できる現地教師の指導技術の向上も急務となっている。本ボランティアには、上述の活動の他、既に2世、3世の世代となっている現地教師には困難な情操教育を取り入れた日本語指導、日本文化の紹介、普及についても期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ラ・プラタ日本人会の運営する日本語学校において以下の活動を行う。
1.ラ・プラタ日本語学校(週3回授業有り)における授業の実施及び教師研修会の支援。
2.日本語教育に関わる情操教育(音楽・図画工作・体育等)を通じた日本語教育の支援。
3.南部地域の他2校(フロレンシオ・バレーラ校、ブルサコ学園)と連携し、教師勉強会や研修会の支援。
4.日本文化紹介に関連した諸行事開催時の支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

「まるごとA1~A2/B1」「にほんごチャレンジ」「日本語能力試験問題集N3」「ことば遊び絵カード」他教材多数、ノートPC、CDラジカセ、テレビ、ビデオデッキ、プロジェクター、DVD他

4)配属先同僚及び活動対象者

・ラプラタ日本語学校校長(女性/50代/CP/2世/経験年数28年)
・日本語教師5名及び助手2名(20代~50代/2世~3世6名、日本人2名/経験年数1年~10年/日本語能力の目安はN1~N3)
・生徒合計約94名(+ブルサコ:164名/バレーラ:74名):7歳から成人/N5~N7

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動使用言語は日本語だが、日常生活や低学年児童との会話ではスペイン語使用。日本文化に関する特技があると活動を進める上で役立つ。任地はウルキッサ移住地だが、居住地はバスで1時間程のラ・プラタ市内を想定。