2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(NS30318D06)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
TYPE-A
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

サルタ日本人会

2)配属機関名(日本語)

サルタ日本語学園
日系社会

3)任地( サルタ州サルタ市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サルタ日本人会は、1961年当国北西部に位置するサルタ州サルタ市に設立された組織で、現在、約120名の日系人が加盟している。同配属先は、同日本人会が運営する日本語学校で、主に非日系の生徒を対象に日本語クラスを実施する他、所属生徒の有志らにより和太鼓やよさこい踊り、エイサーなどの日本文化に関するサークル活動も行われている。また、文化祭、七夕祭り、夏祭り、バザー、アニメ祭りなどの日本文化イベントも積極的に開催し、同地における日本文化の発信拠点として重要な役割を果たしている。2019年6月まで前任の初代JICAボランティアが活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、アニメやサブカルチャーなど日本文化ブームに端を発した非日系人の日本語学習人気が高まりを見せて久しく、同任地においても、10代~20代の若者を中心とした、日本文化に興味を持つ日本語学習希望者が増える一方である。一方で、世代交代が進んだ同地の日系人が日本語を話す機会や日本文化を継承する機会はほとんどない。そのような状況下、同配属先長は2012年に日本語学校を開設、学園長兼日本語教師として、同校をサルタ周辺地域における一大日本文化発信拠点にすべく、日本語クラスの実施、日本文化イベントの企画・実施、和太鼓やエイサーなど日本文化の指導・講演活動などに精力的に取り組んでいる。特に、学校を切り盛りしながら自身の学習経験に基づき授業を行うだけでは教育の質向上に限界があるため、専門的な知識や経験を有する人材から、引き続き授業の支援、特に年少者向けの教授法に関する支援を得たいとして本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同学園長と協働し、以下の活動を行う。
1. クラスを担当し、年少者から成人までの学習者に対し日本語を教授する。
2. 日本語教授法(特に年少者向け)やカリキュラムについて助言・提案を行う。
3. 同配属先が企画・実行する各種日本文化イベントに協力し、同地における日本文化の普及活動を支援する。
※場合によって、特技の日本文化の指導・披露も求められる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ホワイトボード、机、椅子、工具一式、日本語教材(『みんなのにほんご』)

4)配属先同僚及び活動対象者

学園長(サルタ日本人会事務局長):男性(日系4世)/40代/指導経験8年
指導対象:約60名(非日系/初級~N5程度/4歳~成人)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必須

[参考情報]:

 ・年少者に対する指導経験があると望ましい。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

主な活動使用言語は日本語だが、場合によってはスペイン語を要する。書道や折紙など日本文化に関する特技が一つあれば活動に役立つ。週末の行事への参加もある。