要請番号(NS30318I14)
募集終了
4代目
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社団法人在亜日系団体連合会
2)配属機関名(日本語)
社団法人在亜日系団体連合会
日系社会
3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は1995年に当国の日系社会の発展に寄与することを目的に、各地の日系団体を取りまとめる連合会として設立された。首都圏を中心に、全国各地の日本人会や県人会等の37団体が加盟する。主な活動は、会員団体への側面支援、在亜日本大使館やその他の公的機関との連絡窓口業務及び日亜両国政府や公共団体との関係強化等で、近年では、移民史編纂事業や各種イベントにおいて、企画・運営・実行に関する支援も行い、特に、高齢者福祉の推進活動については、JICAボランティアも大きく関わり、一定の成果を挙げている。JICAボランティア派遣実績は30名。長期としては今回で4代目となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先には、文化(日本舞踊)職種の長期日系社会シニアボランティア(以下NSV)3名及び短期NSV2名(藤間流・水木流・若柳流等)が派遣され、各日系団体の日本舞踊グループに巡回指導を行ってきた。これまでの日系ボランティアは、日系子女への文化継承や舞踊発表会の発起など、その活動の活性化に大きく貢献してきた実績があり、現在も各地の日系団体にて、日本舞踊や新舞踊が継承されている。各舞踊グループの成果は、盆踊りや敬老会、春・秋祭りなどの日系社会の行事でも披露され、日系子弟のアイデンティティーの保持や当国での日本文化の理解促進・普及に寄与している。各グループともリーダーを中心として稽古を行っているが、舞踊の基本的な動きや作法、新しい振り付け、指導者の技術向上、日本人の礼節など、引き続きJICAボランティアの協力を得て、次世代に日本文化を継承していきたいとして本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
日本舞踊グループ及び日系団体関係者と協力して以下の活動を行う。
1. 若手指導者の育成を目的とした、首都及び近郊の各グループへの日本舞踊、新舞踊、盆踊り等の指導
2. 日系団体や関連団体が開催する行事や日本文化普及活動への協力・支援
3. 地方の日系団体への巡回指導
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
着物、浴衣、小物(扇子、笠等)など。発表会や披露などで使用する小物や舞台装置の飾りなどは全て手作りとなる。
※帯や履物などは私物を利用することが多い。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先担当者:70代男性
カウンターパート:3名(60代女性/1世1名/2世2名/指導経験15年以上)
※首都の日本舞踊グループに所属
指導対象グループ関係者及び各地の日系団体関係者:
・指導員:40代から60代まで約40名(指導経験15年以上)
・生徒:約100名(5歳~成人:20~70代)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)15年以上 備考:業務遂行上必須
[参考情報]:
・日本舞踊「名取」以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
流派に指定はない。活動の主な使用言語は日本語。巡回指導が多いため、体力と積極性、協調性が求められる。