要請番号(NS30320C02)
募集終了
3代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブエノスアイレス日亜学院
2)配属機関名(日本語)
ブエノスアイレス日亜学院
日系社会
3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は日系人子弟を対象にした日本語学校として1927年に設立された。現在は非日系アルゼンチン人も受け入れており、その数は全体の7割以上を占める。また、当国で唯一政府機関の認可を受けた日系教育機関として知られ、日本語の授業がスペイン語・英語と共にカリキュラム化されたトリリンガル教育を実施している。一般の成人対象の日本語クラス、また、2009年に開設した文化センターを拠点に日本文化に関する各種講座やイベントも実施しつつ、剣道部を擁する。生徒数は幼稚園~中学部約600名、土曜・成人コース約750名、教職員数は約200名。過去に派遣した隊員は24名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国における剣道競技の歴史は50年と比較的浅く、現在の競技人口は500名程と言われ、その半数以上は、首都近郊の日系団体の道場やクラブを中心に稽古を行っている。同学院は剣道部を擁し、小学部の児童から土曜成人クラスの生徒等、毎回30名程度が稽古に行っている。現状としては、技術力不足に加え、道場の管理や指導者の育成など課題が多く、改善の余地が大きい。これらの課題を踏まえ、日本文化の発信を続ける同学院を拠点に、アルゼンチン剣道の技術レベルの向上と将来を担う指導者の育成、剣道を通じた日本文化の普及を目指し、しかるべき経験と知見を有する人材からの指導・助言が引き続き必要となり、今回の交替要請に至った。現在、隊員1名が活動中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
当学院を拠点としつつ、また近郊の施設等も利用しながら、以下の活動を行う。
1.同学院剣道部員に対する稽古(週4回程度)の実施、理念・技・試合・形等に関する指導・助言
2.指導方法や指導者の育成に関する助言・支援
3.配属先の要請に基づき、剣道連盟への協力や他団体との合同稽古、出稽古、講習会等の企画および実施
4.審判法や昇段審査に関する補助・助言
5.必要に応じ、国内大会及び南米大会等の審判及び昇級昇段審査員の協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
防具(子供用6セット、大人用5セット)、CD/DVDプレーヤー、プロジェクター他、
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・カウンターパート:男性/69歳/3段/競技歴40年以上
・アシスタント:4名(42、34、29、28歳)、 競技歴約10年
活動対象者:
・剣道部部員(在籍者数:小学生30名、成人40名程度)
・学院外の道場練習生約100名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)10年以上 備考:初心者の指導のため
[参考情報]:
・段位5段以上 (7段があればなお良い)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
コンクリートにタイル敷きの教室(床面に薄いマットを敷く場合もある)での活動になる。
昇段審査員を委嘱されるので、アルゼンチン剣道連盟への所属登録が必要になる。