2017年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(NS30917D09)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

サンパウロ日伯援護協会

2)配属機関名(日本語)

特別養護老人施設 あけぼのホーム
日系社会

3)任地( グアルーリョス市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1959年に設立された日系社会を代表する福祉・医療機関で、サンパウロの日系人の福祉・医療事業を実施している。本部の他に福祉部門、4つの高齢者介護施設、精神障害者社会復帰センター、児童社会活動センター、自閉症児療育学級、病院、医療センターなどを運営している。協会全体の年間予算は約150百万米ドル。配属先のあけぼのホームは、日系の要介護者を対象とした特別養護老人施設として、JICAの支援により2000年に開所、60歳以上の高齢者約50名が入所している。これまでのJICAボランティア派遣実績は、高齢者介護等8名。現在は、初代作業療法士NJV(日系社会青年ボランティア)が活動中(2018年6月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブラジルの日系社会でも高齢化が進行しており、それに伴って要介護者の数も増加している。あけぼのホームでは入居者の平均年齢が80歳で多くが認知症を患っており、日本語を母語とする一世であるため、少しでも記憶の衰えを遅らせるような、日本語による活動が求められている。同ホームには専属の作業療法士が1名おり、日系社会シニア・ボランティアは専属作業療法士の補佐役として、持っている知識・経験を生かす事が期待されている。また、日々の作業やレクリエーション、各種行事において、日本語でのコミュニケーションによって安心感ややすらぎを与えることも求められている。現在派遣中の日系社会青年ボランティアは、体操や道具を使ったストレッチ、手工芸、音楽療法のほか、イベントの実施、職員への日本語教室など、多岐にわたる活動に取り組んでいる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の作業療法士や他のスタッフと協力のうえ、以下の活動を行う。
1.認知症の進行を予防するアクティビティ、レクリエーション等の作業療法支援
2.レクリエーション、イベントなどの企画・運営支援
3.日本語による入居者との対話をとおした介護支援
4.看護師、社会福祉士、栄養士など他のスタッフと連携して入居者の生活の質を高める
5.職員との意見交換、日本の作業療法技術の紹介

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種ボール、玩具、DVD、折り紙、文具他

4)配属先同僚及び活動対象者

ホーム長、作業療法士1名、社会福祉士1名、栄養士1名、医師4名(非常勤)、看護師5名、准看護師36名、介護職員3名、理学療法士1名、言語聴覚士2名(非常勤)
(専門職の大半が日系)
活動対象者:43名
男性10名・女性33名、日系38名、平均80歳
認知症36名、車いす30名、歩行器利用2名

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はポルトガル語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門職への指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜熱帯) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】