2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(NS30918I02)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G206 社会学・文化人類学
年齢制限
TYPE-B
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

サンパウロ人文科学研究所

2)配属機関名(日本語)

サンパウロ人文科学研究所
日系社会

3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ブラジルにおける日本人移民をテーマに以下の調査研究活動を行っている公益団体。ブラジルの日本人移民史、ブラジルの日系社会、ブラジルと日本の交流史、ブラジルにおける日本文化の変容、日本文化の研究と普及、シンポジウム、研究例会の開催、移民資料の収集・保存の他、最近では資料のデータベース化にも着手。また、若手研究員要請のための奨学生制度を設けており、2015年からは専任研究員(サンパウロ大学文学部修士課程在学中)が調査研究を行っている。2013年日本支部設立。年間事業予算約6万米ドル。これまでに社会学・文化人類学、司書、学芸員の日系社会ボランティア派遣実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同研究所は常任の研究者が不在で、司書担当職員と理事により運営に当たってきたが、現在、研究部門の立て直しを図るべく、若手研究者育成制度を設け次世代の研究者育成に取り組んでいる。その一環で、現在派遣中NSVが「所蔵未刊行資料のアーカイブ化」を進めており、次のステップとして「所蔵資料の利用活性化」プロジェクトを計画中。プロジェクトの第一弾には、宮尾元所長(2016年逝去)にフォーカスした『評伝 宮尾進』の編纂が予定されており (刊行は2020年6月見込み)、その協力者となるボランティアが要請された。ボランティアは、理事・職員とともに資料の読解、分析、必要に応じてフィールド調査を行い、最終的に研究結果を文章化するところまで期待されている。また、編纂業務と並行して、研究紀要の継続的刊行業務にも携わる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.「サンパウロ人文科学研究所所蔵史料の利用活性化」プロジェクトに基づき、所蔵資料を活用した研究に携わる。
(具体的には、『評伝 宮尾進』編纂に関する資料等調査、研究を補完するためのフィールド調査、研究内容の文章化)
2.研究所紀要を継続的に刊行できるよう支援する。

※活動時間は平日の14時から18時

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ノート型PC(Windows)

4)配属先同僚及び活動対象者

理事9名、監査役4名、事務職員2名(日系1世・40代男性、日系3世・20代男性)
担当理事(CP)は日系1世・60代女性(基本的には、同理事の指示のもと活動する)
職場言語:日本語、ポルトガル語(会話は日本語が中心)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はポルトガル語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(博士)社会科学 備考:研究面での助言が求められるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門知識が求められるため

[参考情報]:

 ・ブラジル日系社会の現地調査経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】