要請番号(SL00618C01)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
工業省
2)配属機関名(日本語)
ジョグジャカルタ工業技術高等学校
3)任地( ジョグジャカルタ特別州 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、工業省傘下の9つの3年制の職業訓練学校の一つで、工業化学・化学分析分野の他、2016年より、新たにメカトロニクス・エンジニアリング(機械・電子工学)コースが開設され、2クラス64人の学生が学んでいる。
教員総数は35名。但し、メカトロニクス・エンジニアリング・コースの専属教員は1名で、近隣の大学(ガジャマダ大学・ジョグジャカルタ大学等)からの教員派遣の支援を受けている他、民間企業からの外部講師も活用している。
日本の兵庫県立明石高等専門学校と覚書を締結しているが、予算確保の見込みがないため、現時点で具体的な事業は始まっていない。ドイツの借款によって、電子回路制御装置も供与されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2016年に新設されたメカトロニクス・エンジニアリング・コースでは、油圧制御、空気圧制御、電子制御、簡易自動化等の理論を学ぶとともに、実習室の電子回路制御装置(Logic Controller)や空気圧制御装置等の機器を利用した実技を行っているが、コース開設から間もなく、教員の質・量ともに不足しており、工業先進国である日本の指導ノウハウやカリキュラム作成、効率的な実習指導等が求められており、本要請が提出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
本要請に関しては、配属先と協議の上、下記に関する指導、提言、支援の活動を行うことが期待されている。
1. 当該分野のカリキュラムの改訂及び作成支援。
2. 教員に対する実習指導の支援。
3. 機材及び設備の保守管理及び整備等にかかる助言。
4. 試験や教材等の作成支援及び評価方法の指導。
5. 当該分野にかかる日本の事例紹介及び情報提供。
可能であれば、学生に対する実習指導も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務エリア(机、椅子等)、電子回路制御装置、空気圧制御装置、その他各種制御装置
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長 (男性)
同僚教員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)工学 備考:当国の受け入れに必要
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:専門的な知識・経験を要する
[参考情報]:
・メカトロニクス・エンジニアリング実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
査証発給等、ボランティアの受入に係るインドネシア政府内の各種手続の所要時間の影響により、他国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。