要請番号(SL00620C01)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
工業省
2)配属機関名(日本語)
金属工業開発センター
3)任地( 西ジャワ州バンドン市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1969年に設立された工業省傘下の研究開発機関。技術者・管理部門職員を中心に、約150名の職員が在籍(うち、機械溶接部には23名の職員が在籍)。主に、金属加工(鋳造、熱処理、機械加工等)にかかる研究・開発、また企業を対象とした技術サービスの提供やコンサルティングを行っている。2014年から2017年まで、JICA技術協力「建機裾野産業金属加工能力強化プロジェクト」で鋳鋼金属工学および鋳造プロセス技術に係る専門家を派遣した経緯あり。その後2018年11月から鋳造設計技術分野のシニア海外ボランティアが派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、国内の金属加工関連中小企業を支援し、国際競争力の強化と金属部品の輸入削減、より高品質な製品の生産体制への移行等に資することを目的に「金型センター」の設立を目指し、関連設備・機材も導入した経緯がある。一方、配属先の人材の技術力は限られており、新規に導入した機材の活用も十分では無いことから、協力隊の支援を得て配属先人材の技術力向上を図るとともに、国内各地の金属加工工業地域の中小企業に対して技術的支援・助言を行う体制を強化することを目的に、要請が提出された。なお、本案件は、「金型製造における金型加工技術」に係る支援要請であり、別案件として「金型設計」の支援要請も同時に提出されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先において金型製造、金型加工技術に係る技術指導・助言を通し、同僚の能力向上を支援する。具体的には、金
型製造プロセス(フライス盤、旋盤、研削盤、ワイヤ放電加工及び形彫り放電加工等)、ベンチ作業、仕上げ(研磨とラッ
ピング)、製品が性能要件を満たすまでの組み立て(技術文書の作成支援を含む。)に係る技術指導が求められている。
2. 同僚と共に国内金属加工関連工業地域を訪問し、中小企業に対する金型製造・加工技術に係るコンサルティング、技
術サービスの提供を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CNC Milling 2台(Victor製、Hartford製)、EDM Die Sinking(CHMER製)、CNC Cylindrical Grinding(JackMill製)、他多数
4)配属先同僚及び活動対象者
・研究・開発部長:女性 博士
・機械・溶接部長:男性 40代 修士
・その他研究員1名、生産技師4名、オペレーター17名
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:専門的な知識・経験を要する
[参考情報]:
・金型製造の製造技師としての実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。