2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL00918I04)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人的資源省

2)配属機関名(日本語)

日本マレーシア技術学院(JMTI)

3)任地( ペナン州ブキミニャク ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 空路+鉄道 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

現地企業のニーズに応えるため、先端分野の技術を習得した高度技術者を養成する目的で1998年に設立された高等産業訓練校。1998年から2004年までJICA技術協力にて、専門家派遣や研修員受入、機材供与等を実施した。2004年以降は各訓練校に延べ14名のSVが派遣され、各コースの講師を指導してきた。3年制で電子工学科、生産工学科、コンピュータエンジニアリング学科、メカトロニクス工学科があり、各学年の定員は50名、学生数900名、講師数100名、年間予算は4億5千万円。当校においては現在3代目のシニア海外ボランティア(コンピュータ技術)が活動中であり、他国の技術者等は派遣されていない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

国内産業界のIndustry4.0への早期の対応実現に向け、教育訓練機関に対してはIoT技術者の育成が期待されているが、担当教員の知識・経験不足により目的達成が困難であることが危惧されている。現在活動中のシニア海外ボランティアは、組込み技術のみならず、地元企業の需要に応じて関連科目のシラバスを改定し、それに基づく教員の指導を行っている。配属先では、組込み技術に次いで、IoTに焦点を当てたデータ処理の知識・技術の指導を求めており、引き続きJICAボランティアの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

メカトロニクス、電子工学などの他の学科と協力して、産業界との共同プロジェクトを遂行するにあたって、下記の活動を行う。
1.データ処理(ビッグデータ、リアルタイムデータ分析、セキュリティを含む)に関する技術・知識を教員に指導する。
2.既存関連科目のカリキュラムをレビューし、上記技術領域に関する研修教材を開発する。
3.実践的なトレーニングを実施する。
4.日系を含む現地企業との関係強化に向けた支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パーソナルコンピュータ、Microsoft SQL 2012、Java Development Kit、サーバーおよびその他のオープンソースソフトウェアなどのデータ分析ソフトウェア。

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:コンピュータエンジニアリング学科長(女性 30歳代 大卒)、
同僚1(男性 20歳代 大卒)、 同僚2(女性 30歳代 大卒)
他講師16名(経験2-10年 大卒)

学生200名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:インストラクターを指導する為

[参考情報]:

 ・平成6年以降の高度情報処理技術者の資格

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

当校は都市から15キロ離れた場所に立地しており、公共交通機関が限られているため、通勤、生活用に車輌保有が望ましく、それ以外は契約タクシー利用となる。車輌は当地で最安の新車が80万円程度で購入可能。