要請番号（SL00918I05）
募集終了
2代目
| ・2019/2 ・2019/3 ・2020/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
人的資源省
2）配属機関名（日本語）
高等技術トレーニングセンター(ADTEC)クリム校
3）任地（ クダ州マハン ） JICA事務所の所在地（ クアラルンプール ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 4.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
当校は、マレーシア企業の即戦力となる技術者養成の為に設立された産業人材育成校であり、機械、機械工作、メカトロニクス、電子、電気通信の5科から構成される。各科3年制のディプロマコース(年間訓練時間数は1600時間。最終学期は20週間にわたる企業内研修がある)であり、総生徒数約650名、教員約80名の内、電気通信科には生徒約100名が在籍し8名の講師により訓練が行われている。入学時期は1月、7月の年2回あり、3年間の授業は半年づつの6学年からなる。当校では5Gの通信技術についての訓練が始まっており、初代である現在活動中のSVは無線(5G)分野を中心に活動を展開している。
【要請概要】
1）要請理由・背景
当訓練校は高校卒業生を受入れ、即戦力のある技術者を養成するために一般的に実習が6割、講義が4割の割合で訓練が実施されている。電気通信科には8名の教員が居るが、急速に進歩する技術についていけず訓練をする上で専門知識が乏しい教員が多く、技術革新に応じたシラバスの見直し、実習などが十分に行えていない。また、同校では大学レベルのコース導入を計画しており、そのシラバス作成、実習室、機材の調達等でJICAボランティアからの助言を期待しボランティア要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
同僚教員に対し、
1.今後導入予定の大学レベルのコース運営のための有線電気通信技術のシラバス作成、実習室整備および機材選定への助言。
2.情報通信技術(ICT)および光IPネットワーキングに関する訓練教材への助言及び研修の実施。
3.有線電気通信設備および宅内設備の設置・配線工事等サービスエンジニアに関する訓練教材への助言及び研修の実施。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
データ通信、ネットワーク管理、伝送、交換機、光通信等の実習室及び基本的な機材
4）配属先同僚及び活動対象者
同僚:8名(男5、女3)、年齢(32～45)、学歴(大院3、大学5)
生徒:各学年約20名の男女、年齢17～35歳(高卒)
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
マレー語
7）選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：同僚とのバランス
[経験]：（実務経験）15年以上 備考：教員への指導の為
[参考情報]：
・3年以上の指導経験(企業の教育訓練も可)
任地での乗物利用の必要性
四輪自動車
【地域概況】
[気候]：（熱帯雨林気候） 気温：（25～35℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
配属先は村落部に立地し、居住予定の町から30キロ程度離れているため、通勤用の車輌保有が不可欠である。車輌は当地で最安の新車が80万円程度で購入可能。