2018年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL00918I06)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
B342 建築設備
年齢制限
TYPE-B
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3 ・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人的資源省

2)配属機関名(日本語)

高等技術トレーニングセンター(ADTEC) クママン校

3)任地( トレンガヌ州クママン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

高等技術トレーニングセンター(ADTEC)クママン校は、マレーシア企業向けの即戦力を有する技術者養成の為に2010年に設立され、土木建築科、電気科、機械科から構成される。ビルメンテナンスコースは土木建築科にあり2016年から学生募集が開始された。学生は主に2年制の産業訓練校(ILP)の卒業生を対象としており各科1.5年間の訓練によりディプロマ(短大卒レベル)取得ができる。将来的には大学レベルへのアップグレードも計画されている。全学生約400名、全講師43名の内、ビルメンテナンスコースは学生14名、講師4名となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当センターのビルメンテナンスコースは当国の人材資源省内の32校のトレーニングセンターで2016年に初めて開設されたばかりのコースであり、経験の浅い講師陣が指導にあたっているが、特に建築物の保守修繕技術において経験、知識は十分とは言えない現状である。同センターは卒業生の技術レベルを上げることで企業への就職強化を目指しており、そのための指導内容の改善が急務である。ビルメンテナンス工事に熟知したJICAボランティアから技術移転を受けることで講師の指導レベルを向上させることを目指し、ボランティアの派遣要請がされるに至った。理論と実習の割合は4:6である。年間の訓練時間数1600時間 (湿気が建物に及ぼす問題、RC構造物の様々な問題、屋根タイプ、給排水、衛生上の欠陥に起因する様々な問題、電気機器、防火、通信システムなど)。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

講師を対象とした活動となり、湿気が建物に及ぼす問題、RC構造物の様々な問題、屋根タイプ、給排水、衛生上の欠陥に起因する様々な問題、電気機器、防火、通信システム等全般について指導を行う。
その他、
1. より技術の高い卒業生を育成し、就職率を向上させるため、現行のカリキュラムの見直しを行う。
2. 現行の機材、設備を見直し、訓練内容に必要な適正な機材の導入。
3. 地元企業との連携を強化し、最先端技術を訓練へ取り込むこと、また講師の企業実習を実施するために企業側との調整を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Vibrator Plate Compactor,Compaction Test,Radial Arm Saw,High voltage Overhead,Transformer

4)配属先同僚及び活動対象者

コース長:男 54歳、修士(工場管理)、経験30年
講師:4名(男2、女2)、年齢(31歳-50歳)、経験(5年-30年)、学歴(修士(住宅)1、大学1(土木建築)、短大2(電気電子1、土木建築1)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:幅広い経験が求められる

[参考情報]:

 ・建物環境衛生管理技術者(ビル管理士)又は

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

当センターは市内から10Kmの郊外に立地しており、タクシーだけが頼りであるが、数は限られているため、自家用車があると生活に便利である。自家用車以外の交通手段:朝夕の通勤用にタクシーの月契約。