要請番号(SL01818C01)
募集終了
・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ラーチャモンコン工科大学ラナ校 チェンマイキャンパス
3)任地( チェンマイ県ドーイサケート郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラーチャモンコン工科大学は工業高等専門学校を前身とし、2005年に工科大学となった。全国に9校開校されている。ラナ校はタイ北部のチェンマイ、チェンラーイ、ナーン等6つのキャンパスを有する。ラナ校チェンマイキャンパスがチェンマイから車で約1時間の距離にある、ドーイサケート郡に新設した校舎がシニア海外ボランティア(SV)の活動先となる。チェンマイキャンパスには工学部や科学・農業技術学部等4学部があり、総学生数は約11,000人、教員数は約540人である。そのうち、SVが所属する工学部機械工学科の学生数は約1,000人、教員数は約170人である。配属先HP:www.rmutl.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
タイ政府は、第12次国家経済開発計画において「先進国入りを目指すタイ」をビジョンに経済成長に力を入れている。2015年9月に発表された、「Thailand 4.0」では「イノベーション」、「生産性」、「サービス貿易」をキーワードにその方向性を示している。その中ではデジタル産業を中心に据えた経済発展が提唱されているが、経済を支える輸送分野の拡充も必須とされており、配属先機械工学科では、鉄道分野への研究に今後力を入れていく計画である。現時点ではタイ製品のレールの接合部品、コンクリート製枕木の強度試験等を行っているが、今後はタイ国鉄とも協力をしながら、広く鉄道分野の人材育成を進める予定となっている。また、その一環として鉄道システム全般に関する講義を導入する予定であり、同講義へのアドバイスのため、SVによる協力が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
機械工学科の教員と協力して以下のような活動を行う。
1.学生(学部生)への鉄道に関する講義内容の提案・アドバイス・講義
※講義は概論にとどまるが鉄道全般、土木工事、設備、列車制御システム、車両制御システム等鉄道全般に関する内容をカバーする。
2.ドイサケート校舎内巡回鉄道プロジェクト等への協力
3.同大学で行う各種イベント、セミナーへの協力
4.可能な範囲での各種強度試験等への助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、プロジェクター、インターネット、鉄道信号制御装置模型等
4)配属先同僚及び活動対象者
准教授(機械工学)、40代、男性、博士
学部生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学での指導のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実務経験に基づく助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校年度:5月-10月、11月-3月。チェンマイ市内に住み、配属先無料送迎バスにて同校舎まで通うことになる予定。ドイサケート校舎の位置:18.851880, 99.182128(Googlemap)