要請番号(SL01818C02)
募集終了
・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・協同組合省
2)配属機関名(日本語)
水産局
3)任地( バンコク都チャトゥチャック区 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
水産局は、農業協同組合省のもと、淡水、海水を問わず法律に基づく水産物全般に関する行政業務や研究を担当している。タイの海洋漁場面積は、タイ湾内約304千平方キロメートル、アンダマン海約116千平方キロメートルである。配属先となる「海洋漁業開発調査課漁場管理グループ(Fishing Ground Development and Rehabilitation Group, Marine Fisheries Research and Development Division)」では主に人工漁礁の設置、維持管理、調査、漁民への指導等を各県水産課と協力しながら行っている。同グループの職員数は約30名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
漁場管理グループでは、タイの水産資源の持続的な利用を目標に、10か年マスタープラン(2009-2018)を策定し、2009年から5年ごとのアクションプランを用いて業務を計画的に実施してきている。マスタープランの中では、単に漁獲制限等による規制や現状調査のみにとどまらず、人口漁礁を使った漁場整備、漁業組合等による水産資源管理なども含まれている。マスタープランに基づき、2018年には新たに栽培漁業に取り組む予定であるが、新規での取り組みとなることから、シニア海外ボランティア(SV)による協力依頼が寄せられた。なお、過去に別の部署であるが、SVが派遣されたことがある(2000-2003年)。配属先WEBサイト:www4.fisheries.go.th
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.栽培漁業導入、実践へのアドバイス (対象は海水魚)
2.漁民等漁業関係者へのワークショップ等による啓発活動への助言
3.次期マスタープラン策定への提案等
※可能であれば、水産局で行っている各種研究(人工漁礁効果測定)等へのアドバイスもできると良い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
水産局内においてはコンピュータ、プリンター、プロジェクター、インターネット、事務機器等の利用が可能。試験センター等では種苗生産に必要な機材の利用が可能。
4)配属先同僚及び活動対象者
グループ長、50代、男性、経験30年、博士
同僚:男女、20-40代、学士から博士
漁業協同組合、漁民等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先での勤務のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実務経験に基づく助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)