要請番号(SL01818C04)
募集終了
・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カンチャナピーセック マハナカコーン技術高等専門学校
3)任地( バンコク都ミンブリー区 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1938年に木工を専門とする小学校としてスタートした歴史を持つ本配属先は1978年に現在の名称となり、現在では高等部(3年)と短大部(2年)に、電子、電気、情報工学、溶接、経理等12のコースを持つ高等職業訓練校である。高校3年生、短大2年生の時に行う企業実習を含めると、座学と実習の割合は4対6である。卒業生の多くは4年制大学等に進学し勉強を続ける。総生徒数は約1,350人、総教員数は約110人(2017年11月現在)。 同校WEBサイト:ktcm.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
電子科(高等部、短大部)では、生徒や学生のモノづくりへの興味を引き出すとともに、試行錯誤を繰り返しながら技術や技能を習得していくプロセスを重視した教育訓練に取り組んでおり、各授業で使用する各種教材の更なる充実が必要となっている。このため、それぞれの授業において技術・技能を習得するプロセスを十分に考慮した各種教材の開発を行い、生徒や学生の技術・技能の向上を図るとともに、生徒や学生の動機付けや興味を引き出すためのロボット製作及びロボットコンテストへの参加・優勝を目指している。(ロボットコンテスト:ABUアジア・太平洋ロボットコンテストやタイ国内の各種大会)
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
電子科の教員とともに以下のような活動を行う。
1.電子関連授業へのアドバイス(補助教材、カリキュラムの見直し、指導方法の見直し等を含む)。
2.マイクロコントローラー(Arduino)等を使用した各種教材開発。
3.ロボットクラブ(仮称)でのロボット制作への助言。
4.他校派遣のSV(シニア海外ボランティア)/JV(青年海外協力隊)と協力した活動への参加等。
※教育訓練用ロボット等の製作または助言指導の経験があれば更に良い
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マイクロコントローラー(Arduino)、教員自作3Dプリンター、PC、プリンター、インターネット、各種測定機器、工具類
4)配属先同僚及び活動対象者
電子科教員2名、男性、学士、40代(教員経験20年)、20代(教員経験3年)、教員の専門は電子機器及び電子回路
ロボットクラブ学生 約10名、高校1年生から短大2年生。高校2、3年生が多い。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子・機械電子・電子情報 備考:教員への指導もあるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:実務に基づく助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校年度は2期制:5月から10月、11月から3月。学校内の宿舎に住むことも可能。