【配属機関概要】

3）任地（ チェンマイ県ムアンチェンマイ郡 ） JICA事務所の所在地（ バンコク ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

チェンマイ大学は1964年にタイ北部に初めて設置された国立大学であり、設立当初は科学部、社会学部、人文学部の3学部であった。現在は、工学部、医学部、理学部等21学部(うち1つは学士までのカレッジ)、3つの研究所を有する総合大学である。「足るを知る経済の哲学、持続的な開発の考え方を身に着けた、モラルの高い、世界レベルの研究重視型高等教育」を大学のビジョンに、200以上の他国の大学とも協力関係を持つタイ屈指の大学である。日本の大学との連携もある。総学生数は約36,000人(2017年10月現在)。アジア地域内の大学ランキングでは100位以内に入り、タイ国内では上位第3位の大学である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

工学部は土木工学科、電気工学科、機械工学科、環境工学科、鉱山工学科、生産工学科、情報工学科の7つの学科からなり、毎年約2,000人が学士課程に入学する。また、7つの修士課程、3つの博士課程(生産工学、電気工学、機械工学)がある。本要請は、前任者(2016-2018年)と同じく生産工学科への派遣となるが、学生や企業等を対象とする生産工程、輸送工程等へのシニア海外ボランティア(SV)自身の実務経験に基づくアドバイスが必要とされている。対象となるプロジェクトには、タイ北部で行われているタイ王室が自ら推進する農民支援プロジェクト(「ロイヤルプロジェクト」)も含まれる。なお、ロイヤルプロジェクトで取り扱う製品は主に農産物や加工食品となり、食品加工、輸送全般へのアドバイスもできるとよい。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

生産工学科の講師と協力して以下のような活動を行う。
1.学生(学士課程3年生以上、博士課程の学生を含む)や大学研究者への生産性の向上、自動化、品質管理、緑の生産性(Green Productivity)、輸送工程等へのアドバイスやレクチャー
2.上記に関連する日本企業におけるシステム、技術等の紹介
3.学生の企業内実習教育に関するサポート(特に日系企業とのインターフェース)
4.地域内の企業(最大で数百名規模)勤務者へのトレーニングプログラムの提案と実践
5.同大学で行う各種イベント、セミナーへの協力

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、事務機器、執務室、インターネット可

4）配属先同僚及び活動対象者

生産工学科長 准教授 男性、博士課程修了、40代
生産工学科 准教授 男性、博士課程修了、40代
生産工学科 大学院生 (修士、博士) 20から30代
生産工学科 学部生(3年生以上)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

学校年度:2期制 前期8月～12月、後期1月～5月。